エイシンサブウェイ　A Shin Subway　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

本馬のおじにあたるエイシンヴァイデンは新馬戦、オープン特別を連勝。フェニックス賞では5馬身差の圧勝劇を演じ、続く小倉2歳Sでは1.9倍の圧倒的1番人気に推されました。4着と敗れはしたものの、続く野路菊Sを快勝。仕上がりの早さを武器に早い時期から頭角を現しました。同じくおじのエイシンイーストは昨年の摂津盃2着馬。佐賀での9連勝を含む計13勝を地方競馬で挙げているエーシンベロシティはおばにあたります。曽祖母Raging ApalacheeからはBCスプリントを含む米G1を3勝したArtaxが出ており、ブラックタイプを更に紐解けば米G1・メイトリアークSとデルマーオークスを制したTout Charmantを筆頭に、主に米国での重賞勝ち馬、入着馬が多数浮かび上がる一本筋が通った牝系の出身です。
本馬は2014年12月にJRA阪神競馬場でデビューし、初戦でいきなり2着と好走。5ヶ月の休養明けだった4戦目にも後の重賞ウィナー・ウインガニオンの2着と健闘し、勝ち上がりまであと一歩のところでした。園田競馬へ移籍するや否や2連勝を飾り、JRAへの復帰を果たします。再転入2戦目の阪神競馬・4歳以上500万下を快勝してJRA初勝利。その後は思うような結果が出ず、今年3月に園田競馬へ再度の移籍。その初戦となったB1クラス・武徳杯で5馬身差の圧勝劇を飾りました。B1、A2クラスで再三に渡って好勝負を演じ、今後の活躍が期待されたものの、調教中に右前球節の剥離骨折が判明し、サラブレッドオークションへ出品の運びとなりました。実績が示す通り能力は高く、骨折さえ完治すれば他地区の上級クラスでも十分やれるはず。今後の活躍に期待が掛かります。

【本馬についての現状説明】
JRA未勝利でこちらに移ってきた時は幼い面が随所に見られましたが、それでも能力の違いで連勝してすぐに戻っていきました。今年に入って再転入で戻ってきた時は、心身共にだいぶしっかりしてきたなという印象。転入初戦のB1クラスを圧勝し、A2クラスでも差のない競馬をしています。砂を被ると嫌がる面があって、2戦目は1枠1番を引いて外に切り替えられなかったのが響きました。揉まれずにスムーズな競馬さえできればもっとやれるはず。次走に向けて調教を積んでいたところ、右前の球節を剥離骨折してしまいましたが、それまで脚元の不安はなかったことから、完治さえすれば問題ないでしょう。能力を出し切れば他地区の上のクラスでも十分やれると思います。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※2017年7月の調教中に右前脚第一指骨の剥離骨折を発症。全治3～4ヵ月の診断です。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3100円/日（税抜）です。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦