キリングパート　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

ファインニードルはエンドスウィープ直仔のアドマイヤムーン産駒であり、2018年に高松宮記念とスプリンターズSを制しJRA賞最優秀短距離馬に選出。通算10勝、GⅠ2勝を含む重賞5勝の成績を残し、2019年から種牡馬入りしています。これまでに2世代がデビューし、カルチャーデイがファンタジーSの勝利したほか、スカイキャンバスが函館2歳Sで3着。またリステッド競走のジュニアCでの勝利経験のあるクルゼイロドスルが今年1月の3勝クラスを勝利してオープン入りを果たしています。産駒は芝、ダートを問わず、父のスピードを受け継いでいる馬が多く、現在3勝クラスのトレンディスターは直線競馬で2勝をあげています。

いっぽう母系ですが、母のエイシンアポロニアは園田で5戦して入着3回。フランスで1勝の2代母ケルヴィテッセの産駒は地方競馬で勝利をあげています。近親には活躍馬が多数おり、まず母の伯母シルクアンドスカーレットが愛G2デビュータントSに勝利していいます。同馬の産駒、すなわち母のいとこには本邦でマイルCSに優勝したエイシンアポロン、UAEのG1ジェベルハッタ勝ち馬マスターオヴハウンズ、米G1ベルモントオークス馬のミノレットがいます。また独G1ベルリン大賞を勝ったセカンドステップも母の従兄弟にあたります。

本馬は2022年の北海道オータムセールで220万円にて落札されました。
昨年12月24日の中山ダート1200m新馬戦でデビューし、16頭立ての9着。まずまずのスタートから先行グループ4頭を追いかける5番手のインからのレースとなりましたが、直線で伸びを欠いて勝ち馬から1秒5差での入線でした。
1月の東京ダート1400m未勝利戦では中団から追走したものの、3～4コーナーあたりから前との差が広がっていまい1着馬から4秒6離された14着に敗れました。
そして4月13日の中山ダート1200m戦では中団グループの後ろに位置取りましたが、前との差が縮むことなく勝ち馬から2秒9差の15着敗退でした。
3戦を終えましたが成長が遅れている感があり、現状でJRAの使い続けるにはスピード不足が否めません。そこで地方でレースを使いつつ変わり身を待つことが本馬にとっていいとの結論に至り、今回のオークション出品となりました。
環境を変えて成長を促していくことで、本来のスピード感ある走りを披露してくれるものと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) ミルファーム（インボイス登録あり）