ティエルナ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマクマホンはトライマイベスト系のラモンティ産駒のイタリア産馬で、現役時代にはイタリアダービーやカタールダービーに優勝しています。2019年から本邦で種牡馬入りしており、JRAでの産駒ではトーセンアウローラが小倉芝1800m未勝利戦を3馬身半差で快勝。地方ではスタンレーが名古屋の重賞・中京ペガスターCに勝利しアサップが岩手の重賞・寒菊賞で2着に入ったほか、サムタイムアゴーが浦和と笠松で計4勝、トーセンヴィオラが南関東で3勝をあげています。産駒は短距離から1600、1700mあたりの距離を得意としています。

いっぽう母系ですが、母のトーセンクリスはディンヒル系のリダウツチョイス産駒の外国馬として浦和で3勝後にJRAへ移籍して芝1200m戦で1勝をあげています。母の半兄にはコーフィールドギニーやニューマーケットHなど豪州でG1を7勝し年度代表馬にも選出されたウィークエンドハスラー、また母の半弟には豪G1オーストラリアンギニーズの2着馬で、豪G1カンターラSでも3着に入ったピースフルステイトがいます。また2代母ウィークエンドビューティの半弟フライデイフライトは、JRAダート戦で5勝をあげています。

本馬はトレーニングを積み、2023年9月23日の中山ダート1800m新馬戦へエントリーしましたが、右後肢跛行を発症し出走取消となりました。もっとも取消は、副管骨に外傷を負ったため大事をとったものです。
放牧を挟み、今年3月に美浦トレセンへ帰厩。4月14日の福島芝2000m未勝利戦へ向かいました。ゲートは悪くありませんでしたが、行き脚がつかず16頭立ての最後方からのレース運びととなりました。2コーナーあたりからは1頭だけ置かれる形となり、直線でバテた馬を1頭交わして15着での入線。勝ち馬からは5秒1離されており、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
立て直されてレースを使いましたが、芝ではスピード不足なのが否めません。また現状では体の緩さも残しており、良くなるには時間が必要との判断からオークション出品となりました。
環境を変えてレースを使っていけば、良くなりそうな気配があります。やがては恵まれた馬体を活かした走りを見せてくれるものと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年5月14日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年4月14日（日）　1回福島4日　2R　3歳未勝利　　芝2000m（良）
　　　結果15着　　タイム2:05.8（1着馬からのタイム差5.1秒、5着馬からのタイム差4.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2023年9月23日の競走にて、右後肢跛行のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川 隆哉（インボイス登録あり）