ポカポカタイム　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエイシンフラッシュはキングズベスト産駒の持ち込み馬で、2010年のダービー馬です。2012年には秋の天皇賞にも優勝するなど通算重賞4勝、有馬記念と春の天皇賞で2着に入るなどの成績を残し、2014年から種牡馬入りしています。代表産駒は2022年のジャパンC優勝馬ヴェラアズールであり、ほかにオニャンコポンが京成杯を制しています。また地方ではムーンオブザクインが佐賀で重賞2勝、ジェイケイブラックが岩手の北上川大賞典に勝利。産駒は父同様芝を得意としますが、JRAで2頭のオープン馬が誕生するなどダートでの走りにも注目です。

いっぽう母系ですが、母のコハルタイムは大井で3勝。きょうだいでは半兄コスモシュアーが東京ダート1400m戦で1勝をあげた後に高知で4勝、同じく半兄コハルボルトは船橋で3勝をあげています。一族では母の従兄弟にあたるエーティーボスがJRAで5勝をあげてオープン入りを果たしています。遡ると重賞2勝馬で米G1マンノウォーS2着の4代母デューティダンスからは、パーティマナーズやプロシードビーといった米国重賞ウイナー、G1亜ジョッキークラブ大賞勝ち馬のヴィレッジキングなどが出ています。

本馬は、昨年10月1日の中山芝1200m新馬戦でデビュー。4番手の外からレースを進めますが、直線では置かれてしまい13着に敗れます。
中1週の東京芝1400m戦では3番手のインからレースを進めたものの、直線で伸びを欠いて勝ち馬から1秒3差の7着でした。3戦目となった昨年暮れの中京芝1400m戦では14着敗退でした。
放牧を挟み、今年4月6日の福島芝1200m戦で復帰。3番手の外からの追走となりましたが、4コーナー手前から手応えが怪しくなり最後は1着馬から1秒1差の9着での入線でした。
そして連闘で出走した4月13日の中山ダート1200m戦では、少し飛び上がるようなスタートとなってしまい中団の外からのレースとなりました。その後もなかなか前と差が詰まらず、15頭立ての12着に敗れています。
振り返ると新馬戦が馬体重422キロで、この3走は416キロでの出走でした。飼い葉食いも悪くなく特段細さも感じませんが、現状なかなか身についてこないのは事実。この現状でJRAのレースを続けていくのは厳しいと判断して今回の出品に至りました。
出遅れた前走を除くとある程度の位置から競馬ができているのが本馬の長所であり、地方のダート戦では大きなアドバンテージとなります。また環境を変えて成長とともに飼い葉が身に付くようになれば、素質を活かしてくれるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 高橋ファーム（インボイス登録あり）