ウェイオブサクセス(GB)　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

ウェイオブサクセス (GB) をご紹介いたします。

父New Approachは現役時代に英ダービー、英チャンピオンS、デューハーストSなどG1競走を5勝し、2009年に種牡馬入りを果たしました。これまでに2018年の英ダービー馬Masar、2013年の英2000ギニー勝ち馬Dawn Approachなどのクラシック勝ち馬を含む30頭以上もの重賞勝ち馬を送り出している名種牡馬です。日本においてもダーリントンホールが2018年の共同通信杯 (G3) に勝利し、日本ダービーにも出走しています。

母ワディは大和S (オープン) などJRA競走において6勝を上げた実績の持ち主です。本馬の全兄ウラヤは現在JRAの準オープンクラスにて活躍。また、おじにはJRA競走5勝のオープン馬デザートオアシス、芝1200m戦で3勝を上げたフィリラなどが名を連ねており、本馬は活躍馬が多数輩出するファミリー出身となっております。

本馬は2歳時の2022年6月19日の阪神・ダート1200ｍ戦においてデビューしました。好スタートから主導権を握り、直線半ばまでリードを保っていましたが、勝ち馬の差しに屈して２着。負けはしましたが、後のオープン馬で、リステッドレースの鳳凰Ｓを勝ったエクロジャイト (３着) に3馬身差をつける好内容のレースでした。

続く3戦はいずれもひと息の競馬が続きましたが、2023年３月５日の阪神・ダート1200ｍ戦は３着と好走。15番の外枠から押して好位につけると、直線もしぶとく脚を伸ばして勝ち馬から0秒4差に迫りました。同年５月13日、新潟・ダート1200ｍ戦では勝ち馬に３馬身離されましたが、スタート直後から押して２番手を確保すると、直線も３着馬に並ばれてから踏ん張り2着を死守。現在2勝クラスで３，２着と上位争いをしているルクスメテオール (4着) にも半馬身先着しております。
その後も差のない競馬を続けていた本馬は同年７月30日、札幌・ダート1000ｍ戦において、抜群のスタートを決めて2番手の好位を確保。逃げ馬に並びかけて直線を迎えると、ラスト１ハロンであっさりと引き離し３馬身半差をつけて圧勝しました。

その後は1勝クラスで新たな勝ち星を挙げることはできず、2024年４月６日の福島・ダート1150ｍ戦で７着に敗れたタイミングで、新たな活躍の場を求めての上場となりました。本馬は2024年1月28日、小倉・ダート1000ｍ戦で11番手から上がりタイム3位となる35秒８の末脚を披露して6着でゴールしており、0.2秒差の4着馬アドバンスファラオはその後2勝クラスで4着入着を果たしていることからも、本馬の能力はクラス上位のものであったことが伺えます。新天地で更なる鍛錬を積み、さらなる活躍を願うばかりです。
また、本馬は上述の通り優秀な血統背景の持ち主でもありますので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

また、本馬の現状は以下の通りです。

体表の数か所に発疹が認められます。
右前肢管骨内側に骨瘤が認められますが、古いもので現在は熱感・疼痛は有りません。
全身に皮膚病が有ります。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）