フィリオアレグロ　　セン７歳　　※中央競馬　登録抹消

２歳10月の東京・新馬戦(芝2000ｍ)でデビューすると、好位の外につけてレースを進め、最後の直線ではゴールまでしっかり走り、外から迫る2着馬を1/2馬身抑えて優勝しました。短期放牧を挟んで出走した３歳２月の東京・共同通信杯(G3・芝1800ｍ)は中団外めでレースを進め、最後の直線でも良い脚をみせて３着を確保しています。日本ダービーを目指して出走した５月の東京・青葉賞(G2・芝2400ｍ)は中団後方を追走し、最後の直線で仕掛けると、いったんは先頭に立ちましたが、ゴール前で２頭に差されて３着でした。９月の中山・セントライト記念(G2・芝2200m)で７着の後、１勝クラスで２着となり、その後立て直すことになりました。４歳２月の東京・芝2400ｍ戦では先行３番手で最後の直線で先頭に立つとそのまま後続を振り切り、２勝めを飾りました。続く３月の中山・潮来特別(芝2500ｍ)では好位追走から最後の直線で力強く伸び、連勝し、３勝めを挙げています。その後右トモを中心に硬さが目立つことから７カ月間の休養となりました。復帰戦となる４歳10月10日の東京・六社(芝2400ｍ)はゴール前で２頭に差されて３着。10月30日の新潟・魚沼Ｓ(芝2000m)戦で8着の後、右トモに疲れがみられるため、休養することになりました。５歳４月の中山・サンシャインＳ(芝2500ｍ)で９着となり、右トモに疲れ、左前脚の繋靭帯の付着部に痛みと深管がみられたため、10カ月の休養を余儀なくされました。６歳２月東京・早春Ｓ(芝2400ｍ)は２番手を追走し、最後の直線で仕掛けると、ゴール前で後続に差されてしまい５着でした。ここにきて走る時に気を抜く傾向が強まっており、2023年２月に去勢手術を行いました。その後３カ月おきに３走しましたが、掲示板に載ることができませんでした。去勢後、体がしぼんだように映り、トモの身のこなしに左右差がみられます。その後、出走した７歳３月の湾岸Ｓ(芝2200m)では中団でレースを進めましたが、直線に入ってからも体を使えていないような感じで伸びず10着でした。レース後、美浦ＴＣに在厩して調整していましたが、前走後１カ月が経過しても、依然として身のこなしに硬さが残り、覇気にも乏しい状況でした。このまま続戦しても、良い頃の走りを取り戻すことは難しいと思われ、堀調教師と相談し、ここを限界と判断し、中央競馬を抹消してオークションに出品することにしました。ダートは未出走のため、適性は未知数ですが、父ディープインパクトはダートで活躍した産駒を輩出しており、対応できる可能性はあります。また本馬は年齢を考慮すると出走回数が15回と少ないこともセールスポイントになりそうです。新しい環境での活躍を期待します。


※2023年2月1日（6歳時）に去勢手術を実施しています。

※2020年10月18日の競走において、最後の直線コースで内側及び外側に逃避したことについて平地調教注意を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) サンデーレーシング（インボイス登録あり）