ソジュン(USA)　　牡６歳　　※地方競馬　在籍

本馬はJRA6戦1勝→金沢5戦3勝の後、大井で9戦してC2平場を1勝。左前球節炎のため休養していたところを本オークションに出品され、私が落札して立て直し、昨年10月から今年2月までの間に川崎所属で6戦。同月浦和へ移籍し、今週4月16日浦和12R夜桜特別（C2）への出走が確定しています。今般同厩舎の馬との入替えのタイミングで出品の運びとなりました。
私の所有下では今のところ勝利を挙げられず、今年1月の川崎・天照賞での2着がハイパフォーマンスです。もっとも2000mが初めてだった上、同レースはC3戦としては極めてレベルが高く（後に同レースの1着ダルジェントはC3連勝後C2で連続2着、3着エルラティオはC2勝利、4着ダイスギミッチーはC2で2,3着、6着モナークスラッガーはC3勝利）、勝ちに等しい評価が可能です。従ってその後2戦の敗因はクラスの壁ではなく、外枠を引いて行ききれなかったことに尽きます。ハナさえ切れればC2で通用すること請け合いです。

慢性的な球節炎を抱えていることを考慮し、月1走ペースを守って大過なくレースを消化してきましたが、2月に2戦使ったせいか右膝がモヤモヤしてきて先月の競馬は自重しました。月2走しないとペイしないような競馬場では収支面で厳しいです。またマイル以下では互角に出てもハナを切れないほどズブくなっており、長距離への希望投票ができる競馬場でないと実力発揮のチャンスを得られないと思います。浦和・川崎のC級在籍馬は自場開催毎に2000m戦に必ず出走でき、着外でも最大約26万円（馬主会会員の場合）が得られ預託料のほとんどを賄うことができます。
なお、5月6日からの2回川崎開催に申込を行っており、4月25日10時までに川崎へ入厩すれば自場馬として、また浦和・船橋に所属する場合でも遠征馬として、同開催に出走投票することができます。もっとも先週時点での格付ポイント720pのままだと7月にC3へ降級するので、それまで休んで立て直し確勝を期する手もあります。
予定通り4月16日浦和12Rに出走し、馬体重563kg、12頭立て6番人気7着でした。内に速い馬2頭が入ったことや、一頓挫あった影響で24kg増えたことを考慮し、意図的に控える作戦に出ました。道中は中団後ろを進み、3～4角で後方3番手まで下がったものの、直線で大外から差を詰め、4着と0秒4差まで迫っています。この一叩きで変わってくるはずで、すんなりハナを切れるメンバーなら好走は間違いないと思われますし、今日の内容を見ると脚質転換を図る手もありそうです。レース上がりは特に問題ないとのことでした。

【本馬についての現状説明】
右膝裏に骨軟骨腫を発症しており、痛がると歩様に出ますが、間隔を空ければ問題なく使っていけると思います。左前は落ち着いています。競馬の際に馬場入りを嫌がると聞いていますが、普段の調教では素直です。咬癖が顕著になっているので注意を要します。（浦和競馬・入口由美子調教師）


※慢性的な左前球節炎があります。また、現在右膝骨軟骨腫が見受けられます。

※2023年4月21日の馬場入場後、準備運動中に右後肢跛行を発症したため競走除外となっています。

※2022年1月15日の馬場入場後に疾病（左前肢跛行）を発症したため競走除外となっています。

※咬癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※浦和競馬野田トレーニングセンター・入口由美子厩舎（埼玉県さいたま市緑区上野田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：内山 啓