インナーリソース　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノダイヤモンドはディープインパクト産駒で、皐月賞3着、ダービーではハナ差2着惜敗と春のクラシックでは無冠だったものの、秋に菊花賞と有馬記念を連勝してJRA最優秀3歳牡馬に選出。古馬になってからも重賞を2勝し、2019年から種牡馬入りしています。これまでに京都新聞杯と神戸新聞杯に勝ったサトノグランツ、新潟記念の勝ち馬で阪神JF2着のシンリョクカと2頭の重賞ウイナーを輩出。ほかにビップデイジーが阪神JFで2着に入りチューリップ賞では3着、スズハロームはCBC賞で2着、京王杯スプリングCでは3着となったほか、ダイシンラーはデイリー杯2歳Sで3着に入りました。

いっぽうの母系ですが、母のムーンエクスプレスはフィリーズレビューの3着馬で5勝をマーク。全姉のムーンダイヤモンドが名古屋で1勝後に岩手で2勝、半兄のダイボウケンは園田で2勝。2代母のアモーレペガサスは1勝、伯父のグローリーソングは盛岡の若駒賞に勝ち船橋の東京湾Cで2着に入っています。2代母の半弟コスモサンビームは朝日杯FSに勝ちＮＨＫマイルＣで2着。一族には仏G1サンタラリ賞を制したフィトナ、ATCシャンペインSなど豪G1を3勝のティエルセ、UAEのG1アルマクトゥームチャレンジR３を制覇しドバイワールドC2着のカッポーニがいます。

本馬は2023年の北海道セプテンバーセールで1375万円にて取引されています。
2024年11月3日の京都芝1200ｍ新馬戦でデビューし12着。馬体重は460キロでした。先行集団のやや後ろ寄りからレースを進めますが、勝負処から手応えが怪しくなり勝ち馬から2秒3差離されています。中1週の芝1800ｍ戦では中団の後方寄りから追走も、追われてから伸びがなく殿14着敗退。1着馬からは2秒8差でした。
今年は2月に高知の1400ｍ交流戦に出走。ダッシュよく2番手のインに付けたものの、3～4コーナーから後続に交わされ1着馬から2秒9差の11着に敗れています。
そして6月28日の小倉芝1800ｍ戦では中団追走も徐々に位置取りが悪くなり、最後は大きく離された殿16着敗退。1着馬との着差は15秒6であり、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
ここまで4戦に出走も、スピード不足が否めない現状です。そこで地方でリスタートするほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品いたしました。
なお前走は熱中症気味だった様子ですが、レース後ここまでは問題ありません。
地方でレースを使いつつ力をつけていけば、変わってくるのではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年7月28日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年6月28日（土）　2回小倉1日　4R　3歳未勝利　　芝1800m（良）
　　　結果16着　　タイム2:02.8（1着馬からのタイム差15.6秒、5着馬からのタイム差14.6秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
7月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木 康弘（インボイス登録あり）