アッティラ　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父ジャスタウェイはハーツクライの代表産駒の一頭です。3歳春にアーリントンCを制した後は惜敗が続きましたが、4歳秋に覚醒。天皇賞・秋で4馬身差の圧勝を果たすと、翌年には中山記念で弾みをつけてドバイに遠征し、ドバイデューティフリーをレコードタイムで圧勝。この勝利で、日本馬史上初の国際レーティング世界一に輝きました。帰国初戦の安田記念も制して4連勝。秋には凱旋門賞にも挑戦（8着）し、帰国してジャパンCで2着となるなど、高いパフォーマンスを発揮しました。産駒のデビューは2018年で、アドマイヤジャスタがホープフルS2着、ヴェロックスが若駒S、若葉Sを勝ち、皐月賞2着、日本ダービー、菊花賞ともに3着とG1戦線で活躍。4歳初戦のシルクロードSで重賞初制覇を飾ったアウィルアウェイ、5連勝でチャレンジCを制したロードマイウェイなど父同様にジワジワと力をつけていくタイプもいます。ダートでもテオレーマ（JBCレディスクラシックなど交流重賞3勝）、マスターフェンサー（名古屋GPなど同4勝）などが活躍。2世代目以降もエーポス（フィリーズレビュー）、ダノンザキッド（ホープフルS、東スポ杯2歳S、香港C2着、マイルCS2着）、ガストリック（東スポ杯2歳S）、ルージュエヴァイユ（エリザベス女王杯2着）、コレペティトール（京都金杯）、ヤマニンウルス（プロキオンS）など重賞活躍馬が絶えず出ています。

母系に関しては、一族に秋華賞3着のエイシンカチータがいます。母ショコラーチはJRA芝2勝。他のきょうだいは半兄ギンノアメガフルが盛岡3勝、佐賀2勝、半弟ソガノドルフィンが門別2勝と、2頭ともに勝ち上がっています。

本馬は、2022年9月11日の中山芝1600mでデビュー。16頭立ての中団追走から伸び切れず、勝ち馬から1秒8差の9着に敗れてしまいます。中5週の東京芝1400mこそ14頭立ての4着（0秒9差）に善戦しましたが、続く12月の2戦はともに11着に敗れ、3歳以降はダートへ。1月から中2週～3週間隔で6、4、3着と善戦を続けると、4月の中山ダート1800mで15頭立ての中団からメンバー最速の上がりを駆使して差し切り、0秒2差で初勝利を収めます。

1勝クラスではなかなか上位争いに加わることも難しくなった一方、大きくは負けず、2023年6月～2024年7月までにコンスタントに14戦しながら2着1回、4着3回、5着4回で全て8着以内。9月の中山ダート1800mこそ15頭立ての最下位（2秒8差）と崩れましたが、中5週の新潟ダート1800mでは10頭立ての4～5番手からメンバー最速の上がりを使ってハナ差で差し切り、待望の2勝目を飾ります。

2勝クラスでは初戦の福島放送賞（福島ダート1700m）こそ15頭立ての4着（0秒5差）に善戦しましたが、以降は5戦して6着が最高。前走は先週6月28日のいわき特別（福島ダート1700m）に臨み、14頭立ての後方2番手から伸びを欠き、3秒6差の13着に終わっています。

2勝クラスでは頭打ちの感が否めず、このタイミングでオークション出品となります。地方に環境を変えてリスタートに期待しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
7月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ケンタウロス（インボイス登録あり）