プリンスリターン　Prince Return　　牡　６歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬はコスモヴューファーム育成馬です。早期から広大な放牧地で昼夜放牧を行うことで基礎体力を高め、育成期には急勾配の坂路コースを主体に、肉体的にも精神的にもタフな馬に育てました。
本馬は今週の京都マイラーズカップ（G2）へ出走する予定でしたが、調教中に左前屈腱炎（全治9ヵ月）を再発してしまい、年齢のことも考えて、残念ながら今回オークションへの出品に至りました。
本馬は2歳の夏にデビューと共に新馬勝ちを決め、そこから重賞戦線でレースをこなしてきました。3歳の夏以降は中々結果が伴わず少々苦しい時期が続きましたが、4歳の夏に小倉日経OPを優勝してからは、ポートアイランドS、キャピタルSとリステッド競走を連勝し、グンと成長を見せてくれました。ここから再び重賞に向けて調整していましたが、レース直前で左前屈腱炎を発症し、休養を余儀なくされてしまいました。
約1年の休養を経て、復帰戦として今年の東京新聞杯（G3）に出走し、結果は11着に終わりましたが、4コーナーまで見せ場はしっかりつくっていましたし、全く悲観する内容ではありませんでした。
今回の屈腱炎再発は非常に残念でしたが、長らく現役で活躍してくれましたし、6歳になってもまだ衰えは感じません。同じ箇所の故障ではありますが、回復を待っていただければまた活躍してくれるのではないでしょうか。

なお現在、左前患部には腫れと熱感が認められます。また、現状で以下の症状が見られます。
・両前ソエ　熱感・痛みなし
・胸前イワオチ
・両トモ皮膚病
・さく癖　グイバンド傷あり
記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2023年4月11日の調教中に、左前屈腱炎を再発しています（損傷率20％）。

※2022年2月3日（5歳時）の調教中に、左前屈腱炎を発症（損傷率8.6％）。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
4月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)コスモヴューファーム