クワトロチェント　Quattrocento　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

父スマートファルコンは逃げて後続を圧倒する強さでJBCクラシック、東京大賞典連覇を含むダートG1を6勝。種牡馬としてもゴールドアリュールの有力後継者としてダート適性の高さを示しており、中央では重賞勝ち馬のオーヴェルニュ（東海S、平安S）やシャマル（黒船賞、オーバルS、東京スプリント、サマーチャンピオン）を筆頭に、アシャカダイキ（クラスターC4着）やリワードアンヴァル（鳳雛S2着、アンタレスS4着）、リヴェルディ（鳳雛S2着）、タイサイ（堺S）、ショウナンアニメ（フェアウェルS）といったOP馬を、地方ではティーズダンク（地方重賞5勝、さきたま杯2着、全日本2歳優駿3着）をはじめ、ブロンディーヴァ（川崎・ローレル賞、大井・優駿スプリント2着）やファルコンビーク（川崎・川崎マイラーズ）、チサット（大井・京浜盃）、ラジアントエンティ（園田・笠松重賞2勝）、アイオブザタイガー（金沢重賞2勝）などの重賞ウイナーを輩出しています。

一方、母系は名牝シンコウラブリイ（マイルCSなど重賞6勝）を産んだハッピートレイルズを4代母に、福島テレビ杯など中央5勝を挙げたサンタフェトレイルを曾祖母に、中央4勝を挙げて準OPで活躍したチャーチクワイアを母に持つ、信頼のファミリー。半姉チャーチスクエアは中山の新馬戦でクビ差の2着、園田で2勝、母の全弟にOP馬アルター（御堂筋S、ステイヤーズS5着）、おばにミュージアムヒル（スイートピーS2着）、おじにカレンバッドボーイ（脊振山特別、渥美特別）と活力に満ちており、近親にはキングストレイル（セントライト記念）やサンタフェソレイユ（フェアリーS2着）といった重賞での活躍馬も顔を並べています。

2019年8月の新潟2歳新馬ダート1200mでデビューし、JRAでは3歳6月までに計7戦を消化。2度、掲示板に載ったものの、勝利獲得には至らなかったことから2020年6月18日のサラブレッドオークションに出品され、大井で1戦した後、2020年12月より名古屋競馬に所属。2020年12月から2022年6月まで、19か月連続で出走する非常にタフな働きを見せ、名古屋では40戦6勝、2着2回、3着3回の成績を残しました。そして、中央復帰の条件を満たしていることから、中央競馬へ移籍。7月30日の新潟・3歳以上1勝クラス芝1000mに出走すると、久しぶりの芝レースということもあってか、なかなかスピードに乗ることができず最後方を追走。結局そのままの入線となりました。

その後、オークションに出品されて落札しました。佐賀競馬へ移籍して迎えた初戦は、23年1月のダート1400m。スタート後、3番手の好位から上手に立ち回るセンスの良い競馬を見せ、4コーナー先頭から堂々と押し切って嬉しい初勝利を挙げました。続戦したダート1300mでは、先手を奪うと軽快なスピードを披露。4コーナーでは2番手に下げたものの、直線では末脚を伸ばして差し返し2連勝を飾りました。
その後もコンスタントに出走を重ね、入着する競馬を続けていますが、連戦の疲れを考慮し、休養に入るタイミングと所有馬の入れ替えを考えて出品させていただきます。新天地での活躍をお祈りいたします。

【本馬についての現状説明】
現状でもアジな競馬をします。休養に入るタイミングでオーナーと相談しました。自在な競馬が持ち味で、今後も大きく崩れることはないでしょう。（佐賀競馬・九日俊光調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※福岡馬事公苑（福岡県福岡市早良区東入部）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。 
4月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山邉　浩