キャットナップ　Catnap　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

キャットナップをご紹介いたします。

父はディスクリートキャット (USA） です。2歳でデビューし3歳まで無敗で6連勝を決め、シガーマイルH (米・G1) をEasyGoer (USA) に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH (G1) 連覇のDads Caps (USA) など5頭のG1勝ち馬を送り出しています。本邦産駒からはヒヤシンスS (L) を快勝し、全日本2歳優駿 (Jpn1) 2着入着を果たしたコンバスチョン、JRA芝マイル競走で4勝を挙げているワールドバローズ、4連勝で千葉S (OP) を制したスズカコテキタイ、そして京王杯２歳S (G2)、アーリントンC (G3) を制し、先日行われたNHKマイルカップ (G1) では3着に入着したオオバンブルマイなど、スピード溢れる産駒が多数活躍しています。

本馬は数々の活躍馬が輩出するファミリーの出身となっており、おじには2歳・3歳ダートチャンピオン、NAR年度代表馬に4度選出され、2歳から7歳にかけてG1レース6勝を挙げた名馬フリオーソや、大井記念などを制しダイオライト記念 (Jpn2) では3着入着を果たしたトーセンルーチェ、おばには鞍馬S (OP) を制したルナフォンターナなどが名を連ねます。

本馬は2022年10月8日、東京・ダート1300m戦でデビューを迎えました。好スタートから6番手でレースを進めた本馬でしたが、時計の早い重馬場のコンディションの中で追走に精一杯になり、直線では末脚を伸ばすことができずに後退してしまい、16着でゴール。最下位とはなりましたが、その後このレースに出走した5頭がJRA競走で勝ち上がりを決めており、そのうちの1頭とは0.9秒差であったことを考慮すれば、着順ほどの差は無かったことが伺えます。

2戦目は中山・ダート1200m戦に出走。スタートを決めて先行集団に取り付き、4コーナーでは先頭に並びかける勢いで進出を開始。最後まで懸命に末脚を伸ばしますが外からの追い込み勢に捕らえられ、10着でレースを終えます。

3戦目の福島・ダート1150m戦においても軽快なスタートで5番手を確保。直線を迎え、先行勢からは離されたものの後続には抜かせない粘り強い末脚を発揮して9着でゴール。レース毎に着順を上げ、順調な良化を見せていた本馬でしたが、JRA競走で勝ち上がりを決めるには時間を要するとの判断に至り、今回の上場となりました。

本馬はキャリアが僅か3戦と経験が浅いものの、持ち前の先行力を活かし着実にレベルアップを重ねておりました。新天地で更なる鍛錬を積み、その素質を開花させてほしいと願っております。また、上述の通りの素晴らしい血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としての魅力も兼ね備えております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
5月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)