デュープロセス　Due Process(GB)　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

デュープロセスをご紹介いたします。

父ダイワメジャーは現役時、並外れたスピードを存分に生かし、皐月賞、安田記念、マイルCS (連覇)、天皇賞・秋を優勝。種牡馬としても優れた成績を残しており、NHKマイルC、香港マイルなどG1競走3勝のアドマイヤマーズ、昨年のマイルCSを制したセリフォスや、地方競馬においても全日本2歳優駿の勝ち馬ノーヴァレンダなど、幅広いフィールドで産駒が活躍しています。

本馬は世界中で活躍馬が輩出する一流ファミリーの出身となっており、2代母Short Skirt (GB) はミュージドラSなどG3競走を2勝、ヨークシャーオークス (G1) 2着、英オークス (G1) 3着の実績馬。本馬のいとこには昨年のBCターフなどG1競走3勝のRebel's Romance (IRE)がおり、3代母Much Too Risky (GB) から広がるファミリーには安田記念の勝ち馬アサクサデンエンや、ドバイワールドカップ、有馬記念、皐月賞と名だたるG1競走を制したヴィクトワールピサ、阪神ジュベナイルフィリーズ (G1) を優勝したローブティサージュなど錚々たる名馬が名を連ねます。

本馬は2018年11月17日、東京・ダート1400m戦においてデビューを迎えました。ここでは勝ち馬にクビ差及ばずの2着としますが、続く12月8日の阪神・ダート1800m戦では単勝1.1倍の圧倒的な支持を集め、馬群の5番手から４コーナー終盤で先頭に並びかけると、直線では楽に後続を突き放す6馬身差の圧勝。年が明けた３歳シーズンの初戦も快勝すると、2019年3月10日の昇竜ステークス (OP・中京・ダート1400m) に出走。スタート後に行き脚がつかず最後方からの競馬となりますが、直線での進路を外に選択すると上がり最速の末脚でまとめて差し切り、見事3連勝でオープンクラス優勝を果たしました。5月12日の青竜ステークス (OP・東京・ダート1600m) も制し連勝を4に伸ばした本馬は、6月16日のユニコーンステークス (G3) に出走。7番手から競馬を進め、ここでも上がり最速の末脚を繰り出し、先行する後のかしわ記念 (Jpn1) 勝ち馬ワイドファラオを猛追しますがアタマ差及ばずの2着でゴール。勝利は逃したものの、世代トップクラスの実力を披露しました。その後2戦を消化し迎えた兵庫ゴールドトロフィー (Jpn3) ではスタートダッシュを決めてハナを奪うと、ゴール前こそ3/4馬身まで詰められたものの終始楽な手ごたえで逃げ切り、待望の重賞タイトルを手にしました。

その後はJRA競走のダート重賞や、芝・ダートのリステッド競走に出走しましたが更なる勝ち星は上げられず、2023年5月6日の平城京ステークス (OP・京都・ダート1800m) において10着となったタイミングで、新たな活躍の場を求めての出走となりました。

本馬はこれまでに大きなアクシデントもなくコンスタントに出走を重ねてきました。近走は勝ち星こそ上げることができなかったものの、昨年のBSN賞 (リステッド・新潟・ダート1800m) では馬群後方に構え、4コーナーから大外を回って進出を開始。直線では上がり最速タイムの末脚を繰り出すと後にチャンピオンズカップ (G1) を制したジュンライトボルトに0.4秒差まで迫る3着でゴールしており、7歳となった今でもトップレベルの実力を発揮しています。地方競馬への適性は既に証明済みですので、新天地でもう一花咲かせてほしいと願うばかりです。

なお、本馬は
・さく癖が確認されています。
・2022年11月12日のレース後に、左鼻孔から少量の出血が見られた為に内視鏡検査を行いましたが、鼻出血と診断できるほどの量ではなかったため公式発表には至りませんでした。前走前の追い切り後も少量の出血が見られましたが、程度は軽度でレース後も鼻出血は確認されていません。
・2023年5月16日朝に右眼瞼部分に外傷を負ったため、午後に縫合処置を行っております。 (添付の画像をご確認ください。)
以上のような現状となっております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
5月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)