エブアンドフロウ　Ebb and Flow　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

エブアンドフロウ (JPN) をご紹介いたします。

本馬の父はブラックタイドです。説明不要の名馬キタサンブラックを送り出したほか、ダイオライト記念 (Jpn2) において2着に好走したエブリワンブラックや、JRA競走5勝のブラックアーメットなど、ダートでの活躍馬も送り出しています。

本馬の2代母Caress (USA) はアシーニアH (G3) など重賞3勝の実績馬。また、半兄にはJRA4勝のルナーランダー、いとこには朝日チャレンジカップ (G3) を優勝したアルキメデスやブリーダーズフュチュリティ (G1) の勝ち馬Maxfield (USA)がおり、おじにはホープフルS (米・G1) を制したSky Mesa (USA) がいるなど、活躍馬が数多く名を連ねています。

本馬は2022年10月15日、東京・芝1600m戦でデビューを迎えました。まずまずのスタートを切り、9番手を確保すると向こう正面中ほどからポジションを上げ、7番手で直線を迎えました。しかし外々を回った影響したのか着順を上げることができず、1.1秒差の9着でレースを終えます。2戦目も結果が振るわなかったため、3戦目からは新味を求めてダートに転向し2023年1月18日、船橋・ダート1600m戦に出走。スタートで後手を踏んだために後方8番手からのレースとなってしまい、3コーナー付近では5番手まで押し上げたものの、直線では前を捕まえることができずに6着でゴール。5月28日の東京・ダート1400m戦でも行き脚がつかず13番手を追走。直線では最後まで脚は上がっていないものの前との差は縮まらず、13着でレースを終えました。このタイミングで、現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めるには時間を要する、との判断に至り、今回の上場となりました。

本馬はキャリアが僅か4戦と経験が浅く、精神的にも肉体的にも幼さを残す現状です。ダート競走も2戦しか消化しておらず、2戦目では着差を1秒詰めており、良化の兆しを感じさせておりました。新天地で更なる鍛錬を積み、新たな一面を見せて欲しいと心より願っております。また、上述の通り素晴らしい血統背景の持ち主ですので、引退後には繁殖牝馬としての魅力も兼ね備えております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
6月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)