アルマパラディン　Arma Paladin　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ミッキーアイルは類まれなスピードを武器にマイルG1を2勝しました。2歳9月の新馬戦こそ2番手から2着に敗れますが、続く京都マイルの未勝利戦を1分32秒3の2歳JRAレコードで逃げ切ると、ひいらぎ賞、シンザン記念、アーリントンCと連勝を重ね、NHKマイルCも逃げのスタイルで射止めます。続く安田記念で16着に敗れ、連勝は「5」でストップしましたが、秋初戦のスワンSで重賞4勝目。4歳シーズンこそ勝ち切れませんでしたが、5歳時は阪急杯優勝、高松宮記念、スプリンターズSともに2着と好走を続け、マイルCSで2つ目のビッグタイトルを獲得しました。続く阪神C6着を最後に引退して種牡馬入りし、産駒のデビューは2020年。初年度産駒のメイケイエール（セントウルSなど重賞6勝）を筆頭にララクリスティーヌ（京都牝馬S）、ナムラクレア（シルクロードS）など、産駒は父譲りのスピードを発揮しています。兵庫ジュニアGP勝ちのデュアリスト、マーチS2着のウィリアムバローズなどダートの活躍馬も出ており、今後も期待は大きくふくらみます。

母系に関しては、近親のBelong to Seaが米G3ミスプリークネスS勝ち馬。遠縁にアースサウンド（兵庫ジュニアGP 2着、全日本2歳優駿3着）がいる。母アルマレイモミは芝、ダート中距離でJRA2勝を挙げ、デビューした叔父、叔母はJRAダート2勝のシャーレ、地方3勝でJRA2勝クラス（渥美特別）でも2着があるウンなど5頭全て勝ち上がっている。

母の初子となる本馬は、今年3月12日の中京ダート1400mでデビュー。最内枠から出脚良く好位のインに付けましたが、3コーナー過ぎから置かれはじめるといち早く手が動き、必死に食らいつこうとはしましたが直線で伸び切れず16着に敗れてしまいました。続く前走は先週6月10日の阪神芝1200m戦。好位の外へ付けましたが3コーナーで外へふくれながら回り、残り600mあたりからは先団についていけなくなって最終的に15着でゴールしています。

序盤はいいスピードを見せるものの、持続力が足りない現状です。使いつつスタミナが強化されてくれば、もともと堅実な母系らしく勝ち上がりが見えてくるのではないでしょうか。


※JRAの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限(2023年8月10日まで平地競走に出走できない)」を受けています。(2回目)
　　　2023年6月10日（土）　3回阪神3日　3R　3歳未勝利　　芝1200m（良）
　　　結果15着　　タイム1:12.2（1着馬からのタイム差4.2秒、5着馬からのタイム差2.7秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルWEST（滋賀県甲賀市信楽町小川出）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
6月17日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：コウトミックレーシング