リスクテイカー　Risk Taker　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

リスクテイカー (JPN) をご紹介いたします。

父はアメリカンペイトリオット (USA) です。アメリカにおけるトップスタリオンの1頭、War Front (USA) の産駒で、メイカーズ４６マイルＳ (米・G1) の勝ち馬です。2021年にデビューした初産駒から、早くもスプリングS (G2) 勝ち馬ビーアストニッシドが誕生。2世代目産駒からも小倉2歳S (G3) 3着のシルフィードレーヴが輩出。地方競馬においてもプライムデュークが中京ペガスターCを優勝するなど、産駒は芝・ダート問わず活躍しております。

本馬は数々の活躍馬が輩出するファミリーの出身となっており、おじには2歳・3歳ダートチャンピオン、NAR年度代表馬に4度選出され、2歳から7歳にかけてG1レース6勝を挙げた名馬フリオーソや、大井記念などを制しダイオライト記念 (Jpn2) では3着入着を果たしたトーセンルーチェ、おばには鞍馬S (OP) を制したルナフォンターナなどが名を連ねます。

本馬は2022年10月1日の中京・芝1600m戦でデビューを迎えました。大外枠からの発走となり、最後方からの競馬となったものの上がりタイム2位の末脚で追い込み0.9秒差の8着でゴール。勝ち馬は朝日杯フューチュリティS (G1) 2着馬のダノンタッチダウンと強豪相手に善戦します。2戦目も芝のレースを使ったものの結果が振るわなかった為に3戦目からダートに転向。初のダート戦こそ大きく離されたものの、2023年3月11日の阪神・ダート1800m戦において0.7秒差の7着とすると、続く3月26日の同条件戦では先行集団を前に見て8番手を追走。直線では上がりタイム2位の末脚で馬群を縫って追い込み1秒差の4着。5月20日の京都・ダート1800m戦では5番手からレースを進めると、直線でも力強く末脚を伸ばし勝ち馬と0.1秒差、2着馬とはクビ差と僅差の3着に入着を果たしました。惜しくも初勝利を逃したものの、その内容からは着実な良化を感じさせていた本馬でしたが、6月10日の阪神・ダート1800m戦では、前半から馬群のインでスムーズさを欠くレース運びとなり、直線においても本来の末脚を発揮できずに13着となったタイミングで、新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬は前走こそ着順を落としたものの、ダート転向後は出走する度に良化を見せており、前々走も重馬場の中をパワフルな走りで駆け抜け、勝ちに等しい内容で3着入着を果たした実力の持ち主です。新天地で更なる鍛錬を積み、活躍してほしいと心より願っております。また、前述の通り日本でも繁栄を遂げる優秀な血統背景の持ち主でもありますので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な１頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
6月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)