アルサトワ　Al Satwa　　牡　６歳　　※中央競馬　登録抹消

アルサトワ (JPN) をご紹介いたします。

父はルーラーシップ (JPN) です。現役時は香港Ｑエリザベス二世Ｃ (G1) を制覇したほか、重賞4勝を挙げる素晴らしい成績を残して引退。種牡馬入り後も朝日杯フューチュリティＳ (G1) を制したドルチェモア、菊花賞 (G1) を制し、現在は種牡馬として活躍するキセキ、オーストラリアのMRCコールフィールドＣ (G1) の勝ち馬メールドグラースなど数多くの活躍馬を送り出しています。

母はJRAダート競走において3勝を挙げたポップアイコンです。本馬のきょうだいにはJRA競走3勝のバールドバイ (IRE) や芝・中長距離のレースで2勝を挙げたアルバーシャなどがおり、2代母ピンクタートルから広がるファミリーにはLプレリュード (Jpn2) 勝ち馬のタマノブリュネット、オークス馬レディパステル、シンザン記念 (G3) を制しNHKマイルカップ (G1) 2着の実績を持つマテンロウオリオンなど、非常に多数の活躍馬が輩出する活力あるファミリー出身となっております。

本馬は2019年12月15日の阪神・芝2000m戦でデビュー。2戦目の2020年1月18日、京都・芝2000m戦において、4馬身差の逃げ切りを決めて初勝利を挙げると、その後もスピードを存分に生かした逃げのスタイルで勝利を積み重ねます。6月7日の阪神・芝2000m戦では、最後の直線において末脚を伸ばし迫る後の大阪杯 (G1) 勝ち馬のポタジェを再度突き放し2勝目。4歳となった2021年2月14日の同条件戦、5歳で迎えた2022年2月12日の但馬S (阪神・芝2000m) と年齢を重ねながらも着実に力をつけ、続く同条件戦である3月6日の大阪城Ｓ (リステッド) ではハナこそ譲ったものの、自分のペースで2番手を追走。直線入り口で先頭に躍り出るとそのまま後続の追撃をかわし、見事リステッドレース初制覇を飾りました。10月2日のポートアイランドＳ (リステッド・中京・芝1600ｍ) では初のマイル戦にも対応しリステッドレース2勝目を挙げた後は重賞レースを中心に出走を重ねたものの、更なる勝利をつかむことは出来ず、現状出走可能なレースも限られるため、この度新たな活躍の場を求めての上場となりました。

近２走はJRAダート競走に出走し結果は振るわなかったものの、今年の3月16日に行われた名古屋大賞典 (Jpn3・ダート2000m) においては軽快にハナを奪い、先頭で直線を迎えると最後までしぶとく末脚を伸ばし、JRAダート重賞戦線でトップレベルの活躍を見せる勝ち馬ハギノアレグリアス と0.8秒差の4着でゴールしました。0.1秒、半馬身差の3着には佐賀記念 (Jpn3) 勝ち馬のバーデンヴァイラー、5着に負かしたニューモニュメントは川崎記念 (Jpn1) 3着馬と強豪揃いの中、これが初のダート戦であったにも関わらず素晴らしいレースぶりを見せております。これまでに大きく間隔を空けることなくコンスタントに出走してきたタフネスさと圧倒的なスピードを活かし、JRA競走だけでなく、地方競馬においてもその高い適性を示している本馬が、新天地でもう一花咲かせてくれることを心より願っております。

なお、本馬は四肢にクモズレ (擦過傷) が確認されております。右前肢が特にひどく、腫れが残っている為に現在も治療を継続しています。
詳細は添付の画像をご確認ください。

・2020年10月10日出走時にタイムオーバーとなったため、同年11月10日まで平地競走制限を受けました。
・2022年5月8日のレース中に鼻出血を発症したため、同年6月8日まで出走制限を受けました。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
6月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)