シントーアキラ　Shinto Akira　　セン　６歳　　※地方競馬　在籍

父ヨハネスブルグはデビューから6連勝、G1・4連勝でBCジュヴェナイルを制し、欧米統一2歳牡馬チャンピオンに輝いたスピードスター。産駒には米国で種牡馬としても大成功したScat Daddy（米G1・2勝）を筆頭に、本邦輸入後の初年度からホウライアキコ（デイリー杯2歳S、小倉2歳S）やネロ（京阪杯連覇、セントウルS2着、東京盃2着）、フクノドリーム（エーデルワイス賞、アイビスサマーダッシュ2着）、タガノブルグ（NHKマイルC2着）らを輩出、2013年のファーストシーズンリーディングサイアーに輝きました。何よりの身上はその速さで、エイティーンガール（京阪杯、キーンランドC、シルクロードS2着）やナムラカメタロー（佐賀記念、名古屋大賞典3着）、エイシンバッケン（根岸S3着、フェブラリーS4着）、ヨシオ（マーキュリーC2着）、トウショウピスト（函館2歳S3着、アイビスサマーダッシュ4着）など、芝・ダートを問わず高い能力を発揮しています。

一方、母系を見ますと、半兄シャレーストーン（羽田盃2着、京浜盃2着）、半姉ピュアストーン（東海クイーンC2着）やサチノポピー（佐賀重賞2着2回）を筆頭にきょうだいで勝ち星を量産しており、おばのオルターネイティヴは芝・ダート問わず中央で3勝。いとこに川崎重賞・ローレル賞、鎌倉記念ともに3着のミナミン、近親には名古屋重賞・東海クイーンCの勝ち馬ビッグバレリーナなどの地方での活躍馬が名を連ねています。祖母リスクアタッチのきょうだいには米G3ダービートラアルSを勝って種牡馬となったAlydavidなどがおり、曾祖母Ambassador of Luckは米G1マスケットSの勝ち馬。スピードとパワーに優れた一族です。

2019年JRAブリーズアップセールにて432万円で落札。同年12月に船橋競馬よりデビューし、以来ずっと林幻厩舎でお世話になっています。4戦目となった2020年4月2日の船橋・3歳九（ダ1200m）で初勝利を飾り、その後、なかなか上位争いに加われない厳しい時期もありましたが、昨秋あたりから状態が安定し、今年1月17日の船橋・C3九（ダ1200m）で2勝目を獲得しました。昨年11月以降の成績に限れば、9戦1勝、2着1回、3着3回、4着2回と、実に7戦で4着以内。ここ2走も900mと1200mでそれぞれ4着に好走しており、頼もしいばかりの安定感です。

また、これまで特に大きなケガもなく、昨年の2月以来、毎月出走を欠かしていない丈夫さも、文字通り本馬のストロングポイントです。馬体は420㎏前後の決して大きい馬ではありませんが、逆にそれが脚元への負担を軽減し、コンスタントに出走できる要因となっているのかもしれません。今回は所有馬の入れ替え整理の都合などにより、出品を決断いたしましたが、このまま息の長い活躍を見せてくれるのではないでしょうか。南関東で即戦力候補をお探しの方には、おすすめの一頭だと思います。

【本馬についての現状説明】
今年1月に2勝目を挙げ、その後もコンスタントに走ってくれています。特に1200m以下の短距離戦では崩れていません。今回はオーナー様のご都合により出品となりましたが、他場でも頑張って欲しいです。（船橋競馬・林幻調教師）


※2019年6月20日(2歳時)に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
6月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：中野　辰三