ギャングスター　牡３歳　※中央競馬登録抹消

父ロゴタイプは朝日杯FS、スプリングS、皐月賞と重賞3連勝でクラシックホースに輝くと、6歳時の安田記念では7連勝中のモーリスを撃破してG1・2勝目を獲得。2歳6月の新馬勝ちから7歳6月の安田記念2着に至るまで重賞4勝、2着4回、3着3回と、長年にわたって重賞戦線で活躍を続けました。2018年より種牡馬入りし、初年度産駒は2021年よりデビュー。6月の札幌で産駒のJRA初勝利となったラブリイユアアイズは続くクローバー賞で連勝を飾り、その後も京王杯2歳S3着、阪神JF2着と好走を続けました。セカンドクロップからもミトノオーが黒竹賞、伏竜S、兵庫CSと3連勝で交流重賞制覇を飾れば、ベラジオソノダラブが園田・菊水賞で3つ目の重賞タイトルを手にするなど、ダート戦での活躍も目立ちます。

母系に関しては、母パーソナルレジェンドが米G3ターンバックジアラームH勝ち馬で、米G1パーソナルエンサインSで2着に好走。産駒は非常に優秀で、半兄ローマンレジェンド（東京大賞典など重賞4勝）、半姉ミラクルレジェンド（エンプレス杯など重賞8勝）という重賞ウイナーに、半姉アーバンレジェンド（JRA4勝）、半兄オーサムレジェンド（JRA3勝）、ヒロイックテイル（ブリリアントSなどJRA5勝）、ワセダハーツ（JRA3勝）など、兄姉全12頭がダートで勝ち上がっています。

本馬は、今年1月21日の中京ダート1800mでデビュー。中団のインから直線でスムーズに外へ出ると、左ムチに反応して外へ張る面を見せながらメンバー3位の上がりで伸び、1馬身差の2着に好走します。早くも勝利が期待された次走の阪神ダート2000m戦でしたが、最内枠から好位のインを進めるも3～4コーナーで手応えが怪しくなり9着。続く福島ダート1700m戦では好位で立ち回って5着に善戦しますが、2走前の新潟ダート1800m戦では後方寄りの追走から向こう正面で外へ逃避し、競馬に参加できず14着に敗れてしまいます。前走は先週6月24日の阪神ダート1800m戦。押して好位に取りつきますが、3コーナー過ぎから手応えが怪しくなり、最終的に13着に終わっています。

新馬戦で2着に入り、大きな期待を抱かせてくれましたが、その後は馬自身、思ったほどの成長が見られず、時計も詰まってこない状況です。心身ともに良化の余地を残しているように今後まだまだ良くなってきそうな雰囲気があり、新天地で使いつつ成長が伴ってくれば勝ち上がりが望めるのではないでしょうか。

なお、両前に古い骨瘤の痕が残っていますが、競馬を重ねても問題は見られていません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2023年5月14日の競走において、向正面から4コーナーにかけて外側に逃避したことについて平地調教再審査となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
7月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：川勝　裕之