ヴァイキングムーン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

ヴァイキングムーン (JPN) をご紹介いたします。

父アドマイヤムーンは現役時にドバイデューティフリー (G1)、ジャパンC (G1)、宝塚記念(G1)などを制し、2007年の年度代表馬に選出されました。種牡馬入り後はそのスピードを産駒に伝え、ファインニードルやセイウンコウセイなどのG1スプリンターを送り出しています。

本馬は数多くの活躍馬を輩出する、非常に活力あるファミリーの出身となっており、２代母ヴァレリカ (USA) のきょうだいには、菊花賞、天皇賞を制したワールドプレミア、マイラーズC (G2) 勝ち馬のワールドエース、そして日本ダービー3着、日経新春杯 (G2) を優勝したヴェルトライゼンデなど数々の名馬が名を連ねています。

本馬は2022年10月15日、東京・芝1600m戦でデビューを迎えました。抜群のスタートを切り、ハナを切ってレースの主導権を握ると、直線残り400mのハロン棒を先頭で通過し粘り込みを図りますが、最後は一杯となり、0.9秒差の８着でレースを終えました。12月４日の中京・芝1400m戦では一転して後方からのレースを選択。直線では馬群のインから大外に持ち出されながらも上がりタイム５位の末脚を伸ばし先行勢を猛追し、0.9秒差の５着と初の掲示板を確保しました。負かした相手４頭がその後勝ち上がりを決めており、メンバーレベルの高い中で、まずまずの走りを見せました。続く12月24日の中山・芝1200m戦では５番手追走からしぶとく末脚を伸ばし0.6秒差の6着とタイム差を大幅に詰めた本馬でしたが、その後は優勝争いに加われないレースが続いたことから現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めることは難しいとの判断に至り、今回の上場となりました。

ダートは１戦消化し、2023年3月11日の中京・ダート1200m戦において1.6秒差の11着でしたが、終始馬群の外を追走するロスがありながらも直線入り口では4番手まで押し上げて粘り込みを図ってのもの。ペースが落ち着く地方競馬に適応できれば、新たな一面を見せてくれるかもしれません。新天地での活躍を心より願っております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー・ジャパンキャッスルパーク（北海道沙流郡日高町字豊郷）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
7月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)