エイガウマザンマイ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬は２０２２年５月の千葉サラブレッドセールで落札しました。しかし社台ファーム在場中の６月に右前第３中手骨近位に２cm程度のヒビ（疲労骨折）を発症。そのためデビューは明け３歳となった本年正月、１１頭立て中山・ダート１８００ｍ新馬戦となりました。レースでは先を行く集団から１０馬身程離れた後方集団の８番手辺りを追走。しかし向正面からエンジンがかかり４着でゴール。２着馬、３着馬はともに次走で勝ち上がるレベルの高いレースでした。一方、本馬のレース振りには幼さが残るため、競馬を覚えさせる意味合いで続けて３戦を消化しましたが、結果は残せず「３走成績による出走制限」を受けました。

２ヶ月半の休養を挟み、前々走は７着。６月１７日の前走は１５頭立ての６着となりました。このレースは東京・芝１８００ｍ。スムーズなスタートも控えて後方からの競馬でしたが、直線では上り最速タイの３３秒６をマーク。勝ち馬とは０．５秒差で、次走への期待を大きく抱かせる内容でした。しかしレース翌日に左前橈骨遠位端の剥離骨折が判明、全治６ヶ月の診断を受け、６月２２日に手術を実施しました。幸い骨片は小さく、術後の経過も順調ですが、ＪＲＡの３歳未勝利戦出走は叶わないため、今回オークションに出品することに致しました。

復帰まで、一定期間を要することになりますが、父スピルバーグはディープインパクト産駒。母ラヴファンシフルの異父姉の産駒には無敗の牝馬三冠馬デアリングタクトがおり、血統的背景も魅力です。馬格も４８０kg台と丁度良いサイズであり、また関東馬でありながら中京、阪神、京都への遠征・出走をこなしタフさもあります。
一方、４月生まれの本馬はまだ完成途上の感が拭えません。この治療期間を充電・成長期間と捉え、完治後の新天地での飛躍に期待し、ご検討頂ければ有難く存じます。

記載内容をご理解のうえ、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いします。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得を頂いた上でのご入札をお願い致します。


※2023年6月17日の競走中に左前橈骨遠位端の剥離骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヶ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。同月22日に手術を実施しています。

※2022年6月4日（2歳時）社台ファームにて右前第3中手骨の疲労骨折（ヒビ）を発症（手術の必要はなく保存治療で完治）しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※井ノ岡トレーニングセンター（茨城県牛久市井ノ岡町）に在厩しており、預託料は6,930円/日（税込）です。
7月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木　慈雄