バロットボックス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

バロットボックス (JPN) をご紹介いたします。

父はタリスマニック (GB) です。現役時代はドバイ、アメリカ、フランス、香港と世界各地のレースへと遠征し、高い適応能力とレースセンスを武器に、コースレコードで駆け抜けたBCターフ (G1) など重賞3勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。昨年デビューを果たした産駒からはファルコンS  (G3) において3着に入着を果たしたサウザンサニーのほか、地方競馬においても東京ダービーTRを制したナンセイホワイトなど、芝・ダートを問わず活躍馬を続々と送り出しています。

母ラッキーボックスはJRA芝スプリント競走において新馬勝ちを収め、半兄ビーザラキエストはダート1800m戦において勝ち上がりを決めているなど本馬は堅実なファミリーの出身。2代母レディバウンティフル (GB) は英リステッドレース３着馬、英リステッドレースを制し仏オークス (G1) ２着入着の実績を持つ３代母Her Ladyship (GB) から広がるファミリーには、NHKマイルC (G1) などG1レース2勝のメジャーエンブレムなどが名を連ねます。

本馬は2022年8月13日、札幌・芝1500m戦でデビューを迎えました。ここでは0.7秒差の8着に終わりますが、2戦目の8月27日の同条件戦においては軽快なスタートを切り、2番手を確保。直線では先行馬を上がりタイム2位の末脚で捕らえ1着でゴール。負かした相手3頭が後に勝ち上がり、うち1頭は1勝クラスで勝ち鞍を挙げており、レベルの高いメンバーの中での勝利となりました。
続く9月24日のカンナS (オープン・中山・芝1200m) では0.9秒差の6着と結果が振るわなかったため、新味を求めてダートに転向。12月24日の中山・ダート1200m戦に出走した本馬でしたが、競走中に鼻出血を発症したために休養を挟みました。2023年6月18日の函館・芝1200m戦にて復帰となりましたが、再度鼻出血を発症したために2023年8月18日までの出走制限の対象となりました。このタイミングで新たな活躍の場を求めての上場となります。本馬はJRA芝短距離競走において1勝を挙げたスピードの持ち主ですが、キャリアは5戦と未だ経験の浅い現状です。新天地で再度鍛錬を積み、新たな一面を見せて欲しいと願うばかりです。また、上述の通りのJRA勝ち馬が多数輩出するファミリーの出身でありますので、引退後には繁殖牝馬としての魅力も兼ね備えております。

左前管骨内側に骨瘤が認められますが、古いもので現在は熱感・疼痛は認められません。
詳しくは添付の写真をご確認ください。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年6月18日の競走中に鼻出血を発症。(2回目)「鼻出血による出走制限（2023年8月18日まで出走できない）」を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません（鼻出血の発症なく一走することで、転入が可能となります）。

※ダーレージャパンファーム（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
7月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)