アスタマニアーナ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハーツクライは国内で唯一ディープインパクトに土をつけた有馬記念、ノーステッキで後続を突き放したドバイシーマクラシックと国内外のG1を2勝。種牡馬入り後は日本が誇るトップサイアーの一頭として、ジャスタウェイ（ドバイデューティフリーなどG1・3勝）、ヌーヴォレコルト（オークス）、ワンアンドオンリー（日本ダービー）、アドマイヤラクティ（コーフィールドC）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、タイムフライヤー（ホープフルS）、スワーヴリチャード（ジャパンC、大阪杯）、Yoshida（ウッドワードSなど米G1・2勝）、リスグラシュー（有馬記念、コックスプレートなどG1・4勝）、サリオス（朝日杯FS）など、国内外を問わずG1ホースが続々と輩出。現役馬では昨年の日本ダービー馬ドウデュース、ジャパンダートダービー馬ノットゥルノを筆頭にヒシイグアス（重賞3勝、香港C2着、宝塚記念2着）やダノンベルーガ（共同通信杯、ドバイターフ2着、天皇賞・秋3着）などが躍動しています。

母系に関しては、母プリンセスアスタは伊G3キウスーラ賞の勝ち馬で、現4歳の初子は不出走。伯母Ask for the Moonは仏G1サンタラリ賞、G3ペネロープ賞優勝馬で、その子Astrologyは英G3ディーSを勝ち、英ダービー3着など重賞で活躍しました。

本馬は、今年7月1日の福島ダート1700mで既走馬相手にデビュー。ゲートが開いて一瞬反応できず、15頭立ての後方1～2番手を追走します。3コーナー手前から置かれはじめると、直線も伸びを欠き、14着に終わってしまいました（1頭競走中止）。この1戦をもってのオークション出品となります。

もともと蹄が弱く、調教を思うように進められずデビューが遅れた経緯がありました。450kgと適度な馬格を持ちつつも、心身ともにまだまだ良化の余地を残しています。欧州の優秀な牝系に、父もハーツクライという良血ですし、成長が伴ってくれば飛躍への期待は大いにふくらみます。

なお、現状で以下の症状が見られます。添付の画像もご確認ください。
・右前跛行（蹄叉に挫創・鉄橋蹄鉄を装蹄）
・右前蹄に熱感と指動脈に張り（慢性的）
・右前蹄壁が薄く蹄質も悪いため、エクイロックスで蹄壁を補修して装蹄
・右前蹄改装に注意必要（鎮静剤使用）
・両前中筋に腫れ・熱感
・両トモに皮膚病
・リングビットを装着（右にモタれることがあるため）

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2023年8月1日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2023年7月1日（土）　2回福島1日　2R　3歳未勝利牝　　ダ1700m（重)
　　　結果14着　　タイム1:52.2（1着馬からのタイム差5.9秒、5着馬からのタイム差4.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
7月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム