クリノミスゴールド　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ゴールドシップは皐月賞、菊花賞のクラシック2冠に加えて有馬記念、史上初となった宝塚記念連覇、そして天皇賞・春とG1・6勝を挙げた名馬。スタッドイン後は毎年100頭前後の種付けをこなし、2019年より待望の産駒がデビュー。札幌2歳Sで魅せたブラックホール、サトノゴールドのワンツーフィニッシュに始まり、ウインキートス（目黒記念、オールカマー2着）やウインマイティー（マーメイドS、オークス3着）、ジュニパーベリー（カーバンクルS2着、ルミエールオータムダッシュ3着）などが頭角を現すと、セカンドクロップからはユーバーレーベン（オークス、阪神JF3着）を筆頭にマカオンドール（万葉S、京都新聞杯3着、京都2歳S3着）やプリュムドール（ステイヤーズS2着）などが躍動。4歳世代からはエリオトローピオ（福島民報杯2着）やウインピクシス（壇之浦S）、3歳世代ではゴールデンハインド（フローラS、芙蓉S2着）やマイネルラウレア（若駒S）など、枚挙にいとまがありません。これまでに161頭が勝利を収め、ステイゴールドの後継者として存在感を力強くアピールしています。

母系に関しては、伯父にテイエムタイホー（六甲S、タンザナイトS、京都金杯2着）がおり、さらに牝系をたどればクイーンズリング（エリザベス女王杯など重賞4勝）、Torrestrella（G1仏1000ギニー）など国内外の重賞活躍馬が多数並びます。母クリノチョモラーリはJRAで1勝（阪神ダート1800m）を挙げた後、園田で5勝を重ねています。

初仔となる本馬は、昨年12月11日の中山芝1800mでデビュー。ダッシュがつかず後方からの競馬になると、直線も伸びを欠いて16頭立ての13着に敗れてしまいます。次戦では中山のダート1800mに条件を替えましたが、若干出遅れて後方1～2番手を追走すると、しまいも伸び切れず16着に敗れました。以降2戦も同距離の芝、ダートで内容に進境が見られず16、13着に敗れると、前走は3カ月半あけて先週7月9日の函館ダート1000m戦へ。出遅れて12頭立ての最後方追走となると、3コーナー手前から置かれはじめ、勝ち馬から5秒3差、11着から2秒5差の12着に終わっています。

デビュー戦の444kgから、前走で432kg。中間の放牧で成長を望みましたが、牧場で疝痛を患うなど体質的に弱い面もあり、思うような成長が見られませんでした。そのあたりは今後の課題にもなりますが、まだまだ非力である一方で成長の余地も残しています。母系の質は高く、心身ともにしっかりとしてくれば勝利が望める一頭だと考えられます。

なお現在、両トモに皮膚病を発症しています。添付の画像をご確認ください。
記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※JRAの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限(2023年9月9日まで平地競走に出走できない)」を受けています。(2回目)
　　　2023年7月9日（日）　2回函館4日　3R　3歳未勝利牝　　ダ1000m（良）
　　　結果12着　　タイム1:04.7（1着馬からのタイム差5.3秒、5着馬からのタイム差4.6秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
7月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本　博晴