スナークメーテル　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父エピファネイアは日米オークス馬シーザリオの子としてデビュー前から評判を集め、無傷3連勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを制覇。翌春のクラシックは皐月賞、日本ダービーともに2着に泣きましたが、秋の菊花賞でG1初制覇を成し遂げました。4歳時のジャパンCでは、ジャスタウェイに4馬身差をつける圧勝。前進気勢が強すぎる面もありましたが、うまくコントロールできたときに発揮するパフォーマンスは圧巻のものがありました。種牡馬としても、初年度から無敗の3冠牝馬デアリングタクトを送り出すなど、素晴らしいスタート。他にも、菊花賞2着、AJCC勝ちのアリストテレスなど重賞での活躍馬が生まれ、2世代目から皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念を制したエフフォーリア、3世代目から2歳女王サークルオブライフと続々G1馬が誕生しています。JRAでの勝ち上がりは圧倒的に芝が多くなっていますが、父シンボリクリスエスがダートの一流馬を出していることを考えれば、今後はダートの活躍馬を送り出す可能性も十分にあるでしょう。

母系に関しては、祖母スナークスズランが阪神牝馬S3着の実績馬で、近親にフリートーク（フラワーC、クイーンS、桜花賞3着）、シングライクトーク（阪神牝馬特別、マーメイドSともに2着）など重賞実績馬がいます。母スナークメイファはJRA4戦未勝利でしたが、初子で現5歳の半兄スナークタイカンが園田で1勝を挙げています。

本馬は、今年2月19日の小倉芝2000mで既走馬相手にデビュー。ややダッシュがつかず後方を追走すると、3コーナーで最後方となり、直線で差を詰め切れず18頭立ての15着に敗れてしまいます。次戦からはダートに転じますが、中京ダート1800m戦、阪神ダート1200m戦ともに中団後方から伸び切れず10着、16着に敗れると、前走は先週7月15日の中京ダート1800m戦。まずまずのスタートを切るも中団後方の位置取りとなり、向こう正面半ばからは気合をつけながらの追走となって、最終的に14着に終わっています。

6月7日のCWコースで5ハロン67秒7-11秒6を計時するなど、調教での動きは悪くないものの、競馬に行ってどうもかみ合わないのが現状です。新天地で使いつつ成長が伴ってくれば、変わり身が期待できるのではないでしょうか。

なお、現状で以下の症状が見られます。
・両トモ繋に古傷
・右首に皮膚病
記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
7月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：杉本　豊