キーミーの21　　牝２歳　　※育成馬

父バゴはG1・3連勝となったパリ大賞や、好タイムでの決着となった凱旋門賞などG1・5勝を挙げたフランスの名馬。引退後は日本にて種牡馬入りしており、G1・4勝の名牝クロノジェネシス（有馬記念、宝塚記念2回、秋華賞、ドバイシーマクラシック2着、大阪杯2着、阪神ジュベナイルフィリーズ2着）をはじめとして、これまでにビッグウィーク（菊花賞）やステラヴェローチェ（神戸新聞杯、サウジアラビアRC、朝日杯フューチュリティS2着、日本ダービー3着）、オウケンサクラ（フラワーC、桜花賞2着、天皇賞・秋4着）、トロワボヌール（交流重賞3勝、JBCレディスクラシック2着）、クリスマス（函館2歳S、阪神ジュベナイルフィリーズ4着）、コマノインパルス（京成杯）など、数多くの重賞勝ち馬を輩出。中央・地方、芝・ダート、距離など活躍の場を選ばない幅広い適性とコストパフォーマンスの良さを誇り、2019年以降は種付け頭数がV字回復を見せています。

一方、母系はスーパーダートダービーなど交流重賞4勝を誇るメイショウモトナリ（フェブラリーS2着）の母として、また名古屋大賞典など交流重賞2勝を挙げたメイショウコロンボの祖母として名高いルハビーを5代母に持つ、アメリカ由来の有力ファミリー。祖母モルフェキイは北斗盃、フロイラインCともに3着とホッカイドウ重賞での好走実績があり、おじのコスモジャーベは燕特別など中央3勝を挙げて菊花賞にも出走、ケンアンビシャスは現役馬として松浜特別など中央2勝、2勝クラスでも3着に善戦、おばのホクセンジョウオーは3歳時に中央2連勝を収めています。

本馬は、栗東トレセン・友道康夫厩舎でのデビューを目指して、昨年10月より馴致を開始。これまで健康状態を含めて、問題なく調教を進めておりますが、本馬の成長曲線と調教の進捗状況を踏まえて検討した結果、デビューを迎えるには時間を要すと思い、残念ではありますが、所有馬としてのデビューを断念し、このタイミングで出品させていただきます。

現在の調教メニューは、フラットコースでのキャンター2000m～3000m。状態を確認しながらラスト3ハロン15-15を織り交ぜながら進めています。

『ルルルーチェ』という馬名で馬名登録済みですが、競走馬登録未登録、未入厩のため、馬名の変更が可能です。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
成長が遅くて小振りですが、ここに来て体重が増えているのは良い傾向だと思います。暑さに注意して調教のペースは控えめにしていますが、3ハロン15-15はシッカリとおこなえます。脚元は問題ないのでこのまま進めて行けるでしょう。（吉澤ステーブル・鷲尾氏）


※本馬の測尺は体高153㎝、胸囲179㎝、管囲18.5㎝、体重431㎏（7月31日現在）です。

※吉澤ステーブル北海道本場（北海道浦河郡浦河町西舎）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
8月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：河合　裕明