セレッソサンライズ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父マジェスティックウォリアーは、デビュー2戦目にホープフルステークス（G1・ダート7ハロン）に優勝。3歳6月で引退し、期待を買われて種牡馬入りしました。母Dream SupremeがG1通算2勝という名牝であり、ケンタッキーオークス（G1）などを制したプリンセスオブシルマーなどの活躍馬を送り出しています。日本でも外国産馬として走った産駒から、マイルCS南部杯（JPN1）を連覇するなど5億円近い賞金を獲得したベストウォーリア、東海S優勝馬エアアルマスなどが活躍しました。日本に移籍してからは、東海S、アンタレスSと重賞2勝のプロミストウォリア、シリウスS、みやこSと重賞2勝のサンライズホープなどが父の名声を高めています。

母系に関しては、3代母トシザダンサーがローズS3着馬で、その半兄にトシヴォイス（クラスターC）、トシザブイ（目黒記念連覇）がいます。伯父フォローハートはJＲAダートで5勝を挙げたオープン馬。母フォロミーバゴはJＲA6戦で3着2回の成績を残しています。

母の初子となる本馬は、今年2月18日の小倉ダート1000mで既走馬相手にデビュー。出遅れて中団後方追走となりますが、3～4コーナーで外々を追い上げ、メンバー最速の上がりを駆使して0秒2差3着に好走します。初戦から光るものを感じさせましたが、連闘の同舞台で中団から伸び切れず10着に敗れると、続く京都ダート1200m戦でも同様の競馬で11着。3カ月あけての前走は7月25日の盛岡の交流戦（ダート1600m）に臨みましたが、2番手に付けたものの3コーナー手前から手応えが怪しくなって徐々に後退し、勝ち馬から5秒1差の最下位10着に終わっています。

馬体重はデビュー戦の400kgから多少の増減を経ながら前走で402kg。体が小さく、幅も細い現状で大きな成長が見られませんでしたが、新馬戦で上手な競馬をして僅差の勝負に持ち込んだように、素質的には確かなものがあります。短距離戦で見せたスピードは地方競馬でも大きな武器となるでしょうし、良化とともに飛躍に期待しています。

なお、現在以下の状態が見られます。
・両前エクイロックス装蹄　
・左トモ球節から繋にかけ古傷
・左前胸前イワオチ
・8月1日（火）に馬房内で左前蹄内側をぶつけ、熱感・脈の張りを確認（歩様に見せる・治療済み）
・8月2日（水）常歩の歩様少し良化（引き続き熱感あり・脈の張りは落ち着いています）

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
8月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松岡　隆雄