レディーペガサス　　牝２歳　　※地方競馬　在籍

父インカンテーションはレパードSで重賞初制覇を飾ると、4歳時にはBSN賞、ラジオ日本賞、みやこSと3連勝。さらに5歳時には平安S、7歳時にはマーチS、白山大賞典、武蔵野Sとダート重賞通算6勝をマークしました。惜しくもG1には手が届かなかったものの、5歳時のフェブラリーS、7歳時のかしわ記念ともにコパノリッキーの2着と奮闘。8歳暮れのチャンピオンズCを最後に種牡馬入りしています。初年度産駒は2022年にデビューし、27頭という生産頭数ながら17頭が勝ち上がり。活躍の中心はダートで、昨年10月の東京でインザストーンがJRA初勝利を挙げました。地方競馬でもセイレジーナ（水沢・寒菊賞、同・金杯2着、盛岡・ウイナーC2着）、グロリオサ（船橋・平和賞2着）、ユウユウレラシオン（盛岡・ビギナーズC2着）といった重賞活躍馬が出ています。

一方、母系はColour Chart（仏G2オペラ賞など重賞3勝、米G1・2着2回）やRainbows for Life（米重賞5勝）を産んだRainbow Connection（米G2デムワゼルS、米G1・2着3回）を5代母に、White Heart（米G1WRターフクラシック、米G1チャールズホイッティンガムH）を産んだBarariを4代母に持ち、Tempera（米G1BCジュヴェナイルフィリーズ）やEquerry（仏重賞3勝、英G1エクリプスS3着）、シティトゥシティ（米G2・4勝）らもこのファミリーの出身。祖母ボーントゥブーギーは英リステッドレースの勝ち馬で、半兄セイカメテオポリス（大井重賞・大井記念など地方重賞3勝）、全兄グロリオサ（船橋重賞・平和賞2着）ともに活躍。おばヴァローアはラストランとなった白嶺Sを勝利で飾り、OP馬として繫殖入りしています。

本馬は、2022年・北海道サマーセールに上場され、935万円で落札しました。2023年6月・門別ダート1100mのフレッシュチャレンジ競走でデビュー戦を迎えました。好スタートからハナに立つと軽快なスピードで逃げたものの、勝負処からペースが上がり、後続馬に外から被されると手応えが怪しくなり、直線では末脚を欠いて、勝ち馬から1.3秒差の6着でした。

続戦した2戦目は、7月のダート1500m。ポンと好スタートを決めたものの、外から先手を主張する馬にハナを譲る形で控えて追走。3コーナー手前までは我慢していましたが、ペースが上がると手応えが怪しくなり、直線では余力もない様子で、勝ち馬から2.6秒差の6着でした。レース内容を検討すると勝ち上がるには時間を要すと思い、このタイミングで出品させていただきます。

心身ともに成長途上の2歳馬。半兄には現役で活躍中のセイカメテオポリスを輩出しているファミリーですから、これからの成長次第で変わる可能性を秘めていると思います。ご検討をお願いします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
スタートが速いから先行力は大きなアドバンテージです。現状を考えるとスタミナ不足は否めませんね。小回りコースなら先行力を活かせると思います。これからキャリアを積んで変わる可能性はありそうです。（ホッカイドウ競馬・田中淳司調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※エイトステーブル（北海道沙流郡日高町幾千世）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
8月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：定蛇　邦宏