ホットチョコ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父リオンディーズはキャリア1戦で朝日杯FSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬に輝きました。脚部不安により日本ダービー5着がラストランとなりましたが、種牡馬1年目から191頭に及ぶオファーを集める人気ぶり。2020年にデビューイヤーを迎えた初年度産駒からリプレーザ（兵庫CS）やテーオーロイヤル（ダイヤモンドS、天皇賞・春3着）、ピンクカメハメハ（サウジダービー）、アナザーリリック（福島牝馬S、アネモネS）などが活躍を見せると、セカンドクロップにあたるインダストリア（ダービー卿CT）やジャスティンロック（京都2歳S）、ストーリア（中山牝馬S2着）、オタルエバー（ファルコンS、新潟2歳Sともに3着）、ブッシュガーデン（クローバー賞2着）などが躍進しています。キングカメハメハの直子で、母は名牝シーザリオ。兄弟にG1馬エピファネイア、サートゥルナーリアがいる珠玉の血統は必ずや成功へと結び付くはずです。

母系に関しては、祖母WinceがG1英1000ギニーなど重賞2勝を挙げた実績馬で、伯母にQuiff（英G1ヨークシャーオークス、英セントレジャー2着）、伯父にArabian Gulf（英G3チェスターヴァーズ2着）、Total Command（英G3クイーンズヴァーズ3着）と重賞活躍馬が並びます。母スキャンパーは英国で未勝利でしたが、半姉2頭はケリアテソーロが門別2勝後、JRA芝1勝、ユキノエリザベスが東京芝1600mでの新馬勝ちでJRA1勝を挙げています。

2021年の北海道サマーセール出身（1045万円）の本馬は、3月11日の阪神ダート1200mで既走馬相手にデビュー。出遅れて16頭立ての後方2番手追走となり、直線で大外に出ましたが差を詰め切れず11着に敗れてしまいます。中1週の同舞台でも序盤でダッシュがつかず14着に敗れますが、中2週で迎えた中山ダート1200m戦では立ち遅れて15頭立ての後方2番手追走となりつつも、メンバー最速の上がりを駆使して8着まで追い上げます。約1カ月半あけながら阪神ダート1200m戦で7着、札幌ダート1700m戦で6着と着実に前進し、中1週で迎えた前走は先週8月5日の同舞台。最内枠からスタートを決め、積極的に逃げていきましたが、3コーナー過ぎに外から来られると抵抗し切れず、12着に終わっています。

前走は最内枠もあって逃げる形を取りましたが、結果的にペースが速かったです。とはいえ、まだ成長途上の中でも着実にスタートに進境をうかがわせ、前走で先行力、4走前には目を引く末脚を発揮しています。地方で使いつつ良化を待てば勝ち上がりが望めるのではないでしょうか。

なお、現在以下の状態が見られます。
・右前球節モヤッと感
・左前管内側骨瘤　熱感・痛みなし
・両前ラバー鉄
・全身皮膚病
記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)三嶋牧場