メイショウスイセン　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ディープブリランテは第79代の日本ダービー馬。キングジョージⅥ世＆QエリザベスS挑戦後にスタッドインしており、初年度産駒にあたるセダブリランテスがラジオNIKKEI賞、中山金杯と重賞を2勝、ディーパワンサが阪神ジュベナイルフィリーズで4着、ナイトバナレットがOP勝ち、リカビトスがデビューから3連勝、地方ではオーブスプリングが門別の重賞フローラルCを制覇。近年では、芝でモズベッロ（日経新春杯、大阪杯2着、日経賞2着、宝塚記念3着）やエルトンバローズ（ラジオNIKKEI賞）、ミッキーブリランテ（阪急杯2着、京成杯AH2着、函館スプリントS3着、シンザン記念3着）、ナムラドノヴァン（万葉S、阪神大賞典3着）、ダートでラプタス（兵庫ゴールドT、サマーチャンピオン、かきつばた記念連覇、黒船賞）やミゲル（浦和重賞・ニューイヤーC、大井重賞・ハイセイコー記念2着）などが躍動するなど、種牡馬としても輝かしいキャリアを積み上げつつあります。

母系に関しては、近親に目立つ重賞活躍馬こそいないものの、いとこに昇竜S勝ちのメイショウヒサカタがいます。母メイショウナナイロはJRAダート2勝。兄姉は半姉モダンブラックが南関東7勝、レインボーボニートが岩手4勝、メイショウブラボーが園田5勝、半兄メイショウガロンヌが金沢6勝、現4歳のトータルリコールが中山芝1200mで新馬勝ちと全て勝ち上がっています。

本馬は、昨年10月23日の阪神ダート1200mでデビュー。外枠14番枠から出遅れて後方追走となりますが、直線で外からメンバー最速の上がりで伸びて8着まで追い上げます。4カ月あけての次走は距離を延ばして小倉ダート1700m戦に臨みましたが、出遅れて流れに乗れず16頭立ての12着。中2週で迎えた前走は3月19日の阪神ダート1400m戦で、外枠15番からまずまずのスタートを切って好位の外に付けましたが、3コーナー過ぎから位置取りを下げていき、最終的に15着に終わっています。

中間は6月14日の名古屋交流戦（ダート1500m）を予定していましたが、熱発により取り消しの憂き目に遭い、その後は熱中症によりトレセンの診療所で入院を経て放牧へ。立て直してようやく乗りはじめた段階となります。体重は前走で438kgと小柄で、成長が待たれる一頭ですが、デビュー戦で見せた末脚には光るものがありました。成長が伴ってくれば飛躍も大いに望めるのではないでしょうか。

なお現在、両トモに皮膚病が見られます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2023年6月14日の競走にて、疾病(感冒)のため出走取消となっています。

※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2023年4月19日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
8月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄