スプリングラヴ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

スプリングラヴ (JPN) をご紹介いたします。

父はアメリカンペイトリオット (USA) です。アメリカにおけるトップスタリオンの1頭、War Front (USA) の産駒で、メイカーズ４６マイルＳ (米・G1) の勝ち馬です。2021年にデビューした初産駒から、早くもスプリングS (G2) 勝ち馬ビーアストニッシドが誕生。2世代目産駒からも小倉2歳S (G3) 3着のシルフィードレーヴが輩出。地方競馬においてもプライムデュークが中京ペガスターCを優勝するなど、産駒は芝・ダート問わず活躍しております。

本馬は実績馬が多数名を連ねる筋の通ったファミリーの出身です。半弟のバルミーウェザーは先日の2歳未勝利戦 (札幌・ダート1700m) で2戦目にして勝ち上がりを決めており、おじのスプラウティングはJRA競走のダート3勝クラスにおいて2着入着の実績の持ち主。また、いとこにはナタルマS (G1) の勝ち馬Wild　Beauty (GB) がおり、ヘイドックスプリントC（G1）、モーリスドゲースト賞（G1）の勝ち馬である3代母チェロキーローズ2（IRE）から広がるファミリーにはエクリプスS（英・G1・芝2000m）を制したMukhadram（GB）や、英セントレジャー（G1）や香港ヴァーズ（G1）の勝ち馬であるMastery（GB）が名を連ねております。

本馬は2022年12月28日、阪神・芝1600m戦でデビューを迎えました。ここでは1.4秒差の10着に敗れますが2戦目の2023年3月12日の同条件戦においては道中を11番手で追走し、直線では馬群のインを上がりタイム4位タイの末脚を伸ばし0.8秒差の7着でゴール。着実な良化を見せました。
4戦目からはダートに転向し、これまでに2戦を消化。2023年7月2日、函館・ダート1700m戦においては後方から捲る競馬を試し9番手のポジションから3コーナーで進出を開始。直線入り口では6番手まで押し上げますが大外を回った距離ロスもあり最後は0.7秒差の8着でゴール。初のダートながらにまずまずのレースぶりを見せました。続く8月12日の札幌・ダート1700m戦では8番手からチャンスを伺い、前残りのレースとなり展開が向かなかったものの、上がりタイム4位の末脚で追い込み1.5秒差の6着でゴール。ダート戦では毎レース進歩が見られた本馬ですが、未勝利戦の終了期限などを考慮し、この度上場する運びとなりました。

本馬はJRA競走において、芝・ダート共に掲示板まであと一歩のところまで迫っており、メンバーの中でも能力は上位でした。キャリアも5戦とフレッシュな状態を維持しておりますので、新天地で更なる鍛錬を積み、その素質を開花させて欲しいと願うばかりです。また、上述の通り近親からJRA競走での活躍馬が輩出するファミリーの出身ですので、引退後には繁殖牝馬としても楽しみな1頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー・ジャパン キャッスルパーク（北海道沙流郡日高町字豊郷）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
8月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)