スマートローラ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ブラックタイドはスプリングSの勝ち馬で、歴史的名馬ディープインパクトの全兄にあたる良血馬。スタッドイン後は、ジャパンC、有馬記念などG1・7勝を誇る名馬キタサンブラックを筆頭に、テイエムイナズマやタガノエスプレッソ（ともにデイリー杯2歳S）、マイネルフロスト（毎日杯、日本ダービー3着）、ライジングリーズン（フェアリーS）、フェーングロッテン（ラジオNIKKEI賞）、フィールザスマート（ジャパンダートダービー3着）、ディープダイバー（橘S、朝日杯FS5着）、シャイニーガール（スイートピーS、エルフィンS）などを送り出した他、名古屋重賞5勝のトミケンシャイリ（駿蹄賞、東海ダービー、秋の鞍、マイル争覇、梅見月杯）など、地方競馬でも全国各地で多くの重賞ウイナーが誕生。“芝もダートも走れるディープインパクト”として、そのポテンシャルの高さをアピールしています。

母系に関しては、伯母トレラピッドが仏G2ロワイヤリュー賞、独G2バーディシェンウンターネーメン大賞ともに2着、伯父Tres Rock Danonが独G3通算3勝（オレアンダーレネン、ベティバークレイレネン、ランガーハンブルガー賞）、仏G1カドラン賞2着、叔父Tres Blueが仏G2ドーヴィル大賞、G3リュー賞勝ち、G1独ダービー2着の実績馬で、いとこに若駒S勝ちのケヴィンがいます。母トレダンスは仏国で1勝。半姉5頭のうちエイシンピュティアが笠松2勝を挙げています。

本馬は、昨年10月1日の中山芝1600mでデビュー。好スタートから中団を追走しましたが、直線で伸び切れず10着に敗れてしまいます。以降3戦も芝1600～2000mでスタートを決めて中団追走から伸びを欠いて8、9、13着と進境が見られず、2カ月半あけてのデビュー5戦目はダートに転戦して距離も短縮し、中山ダート1200m戦へ。中団前めからしぶとく脚を伸ばして0秒9差の6着に健闘します。中2週の同舞台も7着とまずまずの結果でしたが、以降2戦はダート短距離で2桁着順が続き、芝に戻した前走は先週8月20日の新潟芝1400m戦。中団馬群の中から直線で差を詰められず10着に終わっています。

馬体重はデビュー戦の430kgから増減しながら、前走で408kg。体が小さいぶん、JRAのレースで戦ううえでは体力的に厳しかった印象です。前走後の雰囲気としては、使ったなりの疲れが残っているものの、大きな問題は見られません。成長の余地を残している一頭ですし、新天地での活躍にエールを送ります。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
8月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)大川徹ホールディングス