スノージュエリーの22　　牡１歳　　※育成馬

本馬の父スノードラゴンは息の長い活躍で現役時代は国内外の重賞に35回出走し、スプリンターズステークスに優勝してJRA最優秀短距離馬の称号を獲得。それ以外にも高松宮記念、カペラＳ、オーシャンＳ、北海道スプリントなどで2着に好走し、芝・ダートを問わずに実績を残したことからも、産駒にはオールラウンドの活躍が期待されます。初年度産駒は2020年に誕生していますが血統登録数はわずか10頭。しかしその中からツキミヒトツが今年の東海ダービーで2着に好走し、8月4日の笠松プリンシパルCを快勝、今後ますますの活躍が期待されます。また2年目産駒の現2歳世代からはリルフロストがすでに4戦を消化して3着1回4着2回の堅実な走りを見せ、父同様芝・ダートを問わず堅実な走りを見せていることからも、今後確実性の高いコストパフォーマンスに優れた種牡馬としての地位を築き上げる可能性は十分にあり得ます。

本馬は先週のサマーセールに上場し主取りとなりましたが、セリ向けに無理に太らせて身体を作らずにセール1か月前まで夜間放牧を継続していました。加えて芦毛ということもあり、体格の割に見栄えはしなかったのも主取りとなった要因かもしれません。しかしながら初仔にしては体格に恵まれ、現時点で430キロの馬格を有しており、まだ全体的に発育途上ですので、実際に競馬を迎えるころには470～480キロくらいまで成長するのではと見ています。当歳時から何もトラブルがなく順調に過ごし夜間放牧で鍛えられてきたので、今からすぐ育成に取り掛かって来年の早期デビューや、トレーニングセールを目指すにはピッタリの素材だと思います。

これまでデビューした数少ない産駒は芝ダートを問わず早い時期から頭角を現していますので、地方競馬で早期デビューを目指す方は勿論のこと、JRAでのデビューも視野に入れることが可能だと感じています。これから開催されるセプテンバーセール、オータムセールでご購買予定の方には大変お買い得な1頭ですので、ぜひ入札をご検討いただけましたら幸いです。また、参考までにレポジトリ資料も掲載いたしますが、獣医師の所見では内視鏡、レントゲンともに異常なしという結果だったことをお知らせいたします。

なお、本馬のウォーキング動画はコチラ、内視鏡動画はコチラからご覧いただけます。


※本馬の測尺は体高157cm、胸囲176cm、管囲20.5cm、馬体重は430kg（8月29日現在）です。

※クラックステーブル（北海道新冠郡新冠町万世）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)キューアンドエー