サンセットベリー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父コパノリッキーは多くのダートの猛者を送り出しているゴールドアリュール産駒。その血統らしく3歳春までに6戦4勝、重賞初制覇となった兵庫CSでは6馬身差Vと若い時期から圧巻のパフォーマンスを示していました。その後の右前の骨折の影響で休み明けのOP特別2戦で敗れたものの、復帰3戦目のフェブラリーSを最低16番人気ながら制して一躍スターダムへのし上がり、以降もダート界の第一線で活躍。引退レースとなる7歳時の東京大賞典も制して日本馬史上最多のG1（JPN1）11勝という輝かしい成績を残し、種牡馬入りしました。2021年に初年度産駒がデビューとまだ2世代ながら、現3歳のアームズレインが今年8月の上越Sを勝ってオープン入りし、現4歳のコパノニコルソンは今年5月の桃山S（3勝クラス）で0秒3差2着に好走するなどJRAのオープン入り目前、コパノパサディナが青竜S2着など活躍中。地方でも中央から高知競馬に移籍して重賞の金の鞍賞含む当地5戦5勝の成績を残したファーストリッキー、園田オータムTなど園田重賞2勝を含む13戦11勝のエコロクラージュ、東海ダービーなど名古屋重賞4勝を含む8戦無敗馬セブンカラーズなど活躍馬を送り出しており、多くの産駒に持ち前のパワーが受け継がれています。

母系に関しては、近親に目立つ重賞活躍馬はいませんが、JRAダート3勝を挙げた母シュウザンアイのいとこにJRAダート4勝のキタノリューオーがいます。全兄ウインアラジンがJRAダート1勝、半姉スマイルジャスパーが園田2勝、佐賀1勝、マンダリンショコラが門別、水沢で各1勝と兄姉もコンスタントに勝ち上がっています。

2021年の北海道サマーセール出身（440万円）の本馬は、昨年7月2日の福島芝1200mでデビュー。出遅れて15頭立ての後方2番手追走となりますが、メンバー3位の上がりを使って8着まで追い上げます。次走は3カ月半あけてダートに転じ、東京ダート1600m戦へ。再び立ち遅れて9頭立ての最後方追走となり、直線で伸び切れず6着に敗れてしまいます。中2週、3カ月あけての以降2戦も同舞台で10、8着に敗れましたが、さらに3カ月半あけて東京ダート1400m戦に臨むと、16頭立ての中団後方からメンバー2位の上がりを駆使して1秒2差の6着に健闘。中2週の同舞台でも16頭立ての後方から末脚を伸ばして7着、中5週の札幌ダート1700m戦でも初舞台、距離延長に対応して14頭立ての中団から脚を伸ばして0秒9差の7着と着実に内容を良化させていきます。中2週の前走は8月20日の札幌芝2600m戦。14頭立ての最後方から伸び切れず、12着に終わっています。

体重はデビュー戦の438kgから着実に成長し、450kg台に乗せてきた4走前（456kg）からは末脚にも磨きがかかってきました。JRAのレースではパンチ不足と思える現状ですが、地方のダートでなら前進は可能だと思われます。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
9月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)リーヴァ