ミトノディーマー　Mitono Dimah　　牝　２歳　　※地方競馬　在籍　　未出走

おばに仏G3・クレオパトル賞を制したKalajana、近親には英愛2ヵ国のダービーを制したKahyasiに、高松宮記念の覇者サニングデール、英G1・ヨークシャーオークスの勝ち馬Key Change、英セントレジャーを勝ったMilanなど、ヨーロッパを中心に活躍馬がズラリと居並ぶ名牝系の出身です。
本馬は園田競馬の現厩舎に入厩してデビューを目指していましたが、歩様の悪さがあったことから6月30日に宇治田原優駿ステーブルへ移動。入場時、右前肢に骨瘤があり、速歩の歩様に異常が見られたため、レントゲン検査をおこなったところ、副管骨が少し歪んだような状態で骨瘤が出ていたため、定期的にショックウェーブとマイクロレーザーを当てながら、10月3日まで60分のウォーキングマシン運動で調整していました。
10月3日に獣医師の最終チェックを受け、ロンギ場で常歩30分の乗り出しを開始しました。ただ、デビューまでには相当な時間を要す見込みだったことからサラブレッドオークションへの出品を決め、10月6日に三重ホースTCへ移動しました。飼い食いや体調面は良好です。
ヒガシウィルウィン（ジャパンダートダービー、東京ダービー）やキタサンサジン（東京スプリント）などの活躍により、今年の地方競馬リーディングサイアーを独走しているサウスヴィグラスの産駒。体質が弱く、成長が遅い面がありますが、脚元の不安が払拭されれば活躍の可能性は高く、長い目で見ていただければと思います。
なお、その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
ゲート練習では出が速かったようにスピードはありますし、調教の走りからも能力は高いと思います。サウスヴィグラスの産駒ですし、本質的に短い距離がいいとは思いますが、気性が勝ったタイプではないので距離の融通はある程度利くでしょう。脚元が固まり、全体的にパンとしてくれば走っていい馬だと思います。（園田競馬・新子雅司調教師）

右前脚の骨瘤に加え、左前にも骨瘤が出てきました。若干の痛みがあり、それが歩様にも出ていますので、騎乗運動を開始するにはもう少し時間が必要でしょう。負荷を掛けると余計に悪循環になってしまう恐れがあるので、無理は出来ない状況です。骨瘤が治まり、その後の状態と相談しながら調教再開が可能になると思われます。（三重ホースTC担当者）


※NARの馬登録を受けていますが、未出走のため1回に限り馬名の変更が可能です。

※両前脚に骨瘤を発症しています。

※馬体重は449kg（10月6日現在）です。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※三重ホースTC（三重県員弁郡東員町大字長深）に在厩しており、預託料は6500円/日（税抜）です。
10月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：竹内　三年