サウンドミライ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父サウンドスカイは芝のデビュー2戦は結果が出ませんでしたが、3戦目にダートに転向して初勝利。すると、そこからなでしこ賞、兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿と4連勝。2歳ダートの頂点に立ちました。ただ、その後は故障もあって休養に入り、3歳時は全休。4歳1月のすばるSで復帰したものの、最下位の16着に終わり、その後も白星を挙げられないまま、5歳夏まで走って引退、種牡馬入りしています。初年度は5頭が血統登録されましたが、2年目以降は1頭のみ。中央では2頭がデビューして勝ち上がりは記録できていませんが、地方競馬では門別で2頭が勝利を挙げています。

母系を見ますと、母ラインジェシカは芝1600mでJRA4勝を挙げた活躍馬。きょうだいは半兄ラインアスコットが名古屋で3勝、半姉ラインリブラが佐賀で3勝を挙げています。叔母のヤサカシャイニーが芝短距離で3勝を挙げるなど母のきょうだいも堅実に走っており、祖母ウィーレジスタンスはJRA2勝に加え、名古屋の交流競走でも勝利。溯れば4代母ウイーラヴァリエールは米国のリステッドレース勝ち馬で、一族には米国でリステッドレースを含む4勝を挙げて種牡馬入りしたイマジナリーソードがいるなど、米国中心に発展しているファミリーです。

本馬は2022年12月5日に大井1200mの新馬戦でデビュー。スタートはまずまず出てくれましたが、その後のダッシュがもうひとつで後方からの競馬になりました。それでもジワジワと加速し、3コーナー付近で馬群の後方に取りつくと、直線でもしぶとく脚を使って差を詰めて8頭立ての5着でゴール。1、2着馬からは離されましたが、メンバー中3番目に速い上がりタイムをマークしました。
その後はひと息入れ、今年6月に同舞台の3歳45万下戦で復帰。ここはしまいに脚を使えず12頭立ての8着に終わりましたが、時計は詰めてきました。すると、続く同舞台の3歳24万下戦では、最内枠から好ダッシュを決めて好位に取りつき、直線もしぶとく粘って3着を確保。良馬場での開催でしたが、重馬場での持ち時計を大きく短縮しています。
ただ、その後も大井の1200m戦を使っていますが、8月の3歳107万下戦で5着になったのが最高という成績になっています。レースぶりは安定してきていますが、なかなか初勝利が遠い現状で、今回は入れ替えによる頭数整理の意味もあってオークション出品を決めました。環境や相手関係が変わることで、活躍してくれることを期待しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
新馬戦のあと、減った馬体を戻すのに思いのほか時間がかかってしまい、長い休養となりました。現状では成長が遅く、パワー不足の面は否めませんが、そのあたりが良くなってくれば変わってくると思います。（大井競馬・鈴木啓之調教師）


※ゆう癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
9月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：増田　雄一