カヴァラ　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

カヴァラをご紹介いたします。

父はホークビルです。米リーディングサイアー、そして8年連続でリーディング・アクティブ・ターフサイアーに輝いたKitten's Joy (USA) の産駒として、現役時にはエクリプスS (G1) を3歳時に制覇し、5歳時のドバイシーマクラシック (G1) では日本から遠征していたレイデオロ、サトノクラウン、モズカッチャンらに3馬身以上の差をつけ圧勝するなど素晴らしい成績を残しました。今年度デビューを迎えた本邦初年度産駒からは早くも川崎競馬場において4戦2勝2着1回、獲得賞金930万円を突破したホークマンが輩出。産駒は芝だけではなくダートにも適性を示しており、ますます注目を浴びています。

本馬のきょうだいにはJRAダート競走において5着入着を果たし、地方競馬に移籍後はこれまでに8勝を挙げ、獲得賞金は670万円を突破しているトライファンが、おじには萩ステークス（オープン）を制したスノードンがおり、3代母Snow Forest（USA）からはサンカルロスH（米・G1）勝ち馬のSnow Ridge（USA）が輩出するなど、本馬は活躍馬が代々輩出するファミリーの出身となっております。

本馬は2023年6月11日、阪神・芝1200m戦でデビューを迎えました。スタートを決めたものの、その後の行き脚がつかずに隊列6番手からレースを進めると、後に小倉2歳S (G3) 2着入着を果たした勝ち馬ミルテンベルクには3.9秒差を付けらましたが、直線では最後まで懸命に追い込み5着入着を果たし掲示板を確保しました。
続く7月30日の新潟・芝1800m戦では発馬を決めて3番手の好位を確保、そのままのポジションで直線を迎えます。しかし600mの距離延長の影響もあったのか、直線での末脚は不発に終わり9着でゴール。それでも勝ち馬とのタイム差を2.3秒まで縮め、着実な良化ぶりを見せました。
舞台をダートに移して臨んだ3戦目、9月16日の阪神・ダート1400m戦では16頭立ての大外枠からの発走が響き、8番手からの競馬。加えて終始大外を回る距離ロスの影響もあったのか直線を迎えても末脚は不発に終わり、4.9秒差の12着。このタイミングで現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めるには時間を要するとの判断に至り、今回の上場となりました。

本馬はキャリアが僅か3戦と肉体的にも精神的にも幼さを残す現状です。地方競馬で活躍を続ける兄トライファン同様に新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた素質を開花させて欲しいと願うばかりです。また、上述の通り近親に活躍馬が名を連ねるファミリーの出身ですので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2023年10月16日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2023年9月16日（土）　4回阪神3日　2R　2歳未勝利　　ダ1400m（良）
　　　結果12着　　タイム1:30.5（1着馬からのタイム差4.9秒、5着馬からのタイム差3.4秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレー岡山トレーニング（岡山県真庭市余野上・EISHIN STABLE内）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
9月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)