エイシンヘーメラー　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンヒカリは15戦10勝。主な勝ち鞍は香港カップG1、イスパーン賞G1、毎日王冠G2、エプソムカップG3。３歳４月のデビューから５連勝で一気にオープン入りすると４歳時にエプソムカップ、毎日王冠と重賞連勝し暮れの香港カップで初G1勝利を成し遂げます。５歳になる翌年は欧州遠征を敢行しイスパーン賞では１０馬身差の圧勝し世界を驚かせました。種牡馬入り後は初年度産駒からエイシンヒテンがローズSG2２着、秋華賞G1４着とクラシック路線を沸かせ、２世代目のエイシンスポッターが芝１２００ｍで５勝。鞍馬Sを勝利しスプリント路線の飛躍が期待されます。地方競馬の重賞ではエイシンシュトルム、エイシンケプラーが２世代続けて南部駒賞を制すなど高い適正をみせています。

母エイシンラトゥナは新馬、ダリア賞を２連勝しアルテミスSG3で４着と仕上がりの早さを武器に２歳戦で活躍しました。母系には３代母Colonial PlayがオーキッドH米G2を勝利。その産駒Marsh Side Marshはカナディアン国際SG1を勝利しマンハッタンHG1２着などの活躍馬がおります。

本馬は５戦０勝。３歳７月１１日の金沢競馬１４００ｍでデビューし既走馬相手に見せ場なく７着となりますが、２戦目は叩いた上澄みを見せ３番手から流れに乗り３着となります。２番人気でむかえた３戦目は中団からの競馬も勝負所で反応鈍く離されますが直線ではもう一度盛り返し6着。４戦目は好スタートからスッと先行し２番手からの競馬となり３着と好走します。距離を延長し１５００ｍ戦に出走した前走も好スタートから先行し道中はしっかりと手綱を抑え追走しますが勝負所で前２頭に離されるものの、直線はもう一度盛り返し差を詰め３着となります。ここ数戦はスタートが良くセンスある競馬をしておりレース振りは良化しています。現状勝負所の反応に課題がありそうですが、直線の脚はしぶとく距離は１４００，１５００ｍと使っていますがもう少し長い距離にも対応できるかもしれません。まだキャリアも浅く父エイシンヒカリ産駒は成長力もあるので使いながら成長をしていけば初勝利はもちろんその先の楽しみも期待できる１頭だと思います。現状渡し、ノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程よろしくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
直線では手前をかえて伸びてこれるのですが、腰が緩いところがありコーナーで置かれているように思います。臆病な性格でハーフブリンカーを使用しています。前走後も状態に問題はありません。（金沢競馬・佐藤茂調教師）


※2023年6月27日の競走にて、馬体故障のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※金沢競馬場・佐藤茂厩舎（石川県金沢市八田町西）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井　克彦