ハッサクサン　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父コパノリッキーは3歳時の兵庫チャンピオンシップで重賞初制覇を飾り、4歳初戦のフェラリーSでは最低16番人気ながらホッコータルマエの追撃を封じて優勝。G1ホースの仲間入りを果たします。同年にはかしわ記念、JBCクラシックに優勝しています。翌年以降もG1タイトルを積み重ね、引退レースとなった7歳時の東京大賞典では歴代最多となるG1、Jpn1合計11勝という大記録を打ち立て、種牡馬入りしました。産駒のデビューは2021年。中央では2歳未勝利戦をレコード勝ちして昨夏2連勝を飾り、準OPで好走を続けるコパノニコルソン、今夏2連勝でOP入りしたアームズレイン（上越S、葵S5着）、準OP馬セブンスレター、青竜S2着馬コパノパサディナ、地方では園田重賞2勝エコロクラージュ、大井重賞・ゴールドジュニア2着のコパノミッキー、岩手重賞で2着2回リッキーナイト、5連勝で高知重賞・金の鞍賞を制したファーストリッキー、そしてデビューから無傷の8連勝で既に東海ダービーなど名古屋重賞4勝を挙げているセブンカラーズなど、今後も産駒はダートを中心に大躍進を見せてくれそうな勢いです。

一方、母系は曾祖母システィーナが京都牝馬特別勝ち、祖母タフグレイスが中山金杯2着と重賞で活躍。母ミヤビグローリーは不出走ですが、その半兄ミヤビファルネーゼは中央の芝で4勝、ミヤビリュウオーは2勝を挙げるなど、堅実な走りを見せており、近親にはラジオNIKKEI杯4着、京都新聞杯5着ミヤビジャスパーの名もあります。半姉は園田プリンセスC、ラブミーチャン記念と地方重賞を2連勝したラジアントエンティ、全姉は中央のダート短距離で2勝を挙げているユウグロスファクタと活況で、遡れば、パラダイスフラワー（エーデルワイス賞）やプライドキム（全日本2歳優駿）などもこの一族に属します。

本馬は、2022年8月・浦和・ダート800mのドリームチャレンジ競走でデビュー。五分のスタートを切ったものの、ダッシュ付かずに大きく離された最後方から追走する厳しい展開となり、勝ち馬から3.2秒差の5着でした。続戦した2戦目は、9月・浦和・ダート1400mへ。サッと2番手のポジションを取ると手応え良く追走。3コーナーでは早くも先頭に立つ積極的な競馬を見せて直線でも余力十分に後続を完封。距離延長での変わり身を見せて、2戦目で嬉しい初勝利を挙げてくれました。

その後も、状態を確認しつつ、出走を重ねているものの、勝った時の競馬はどこへ行ってしまったのか、条件を変えて刺激も与えましたが、スイッチが点灯しない状況が続いている現状を考え、このタイミングで出品させていただきます。環境を変えることで変わり身を見せる可能性は考えられると思います。ご検討をお願いします。

なお、検査は受けていませんが、ノドの異音を確認しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
上手く噛み合わない競馬が続いています。何かのキッカケで変わる可能性はあると思うのですが…難しいですね。幼少期の骨折の影響からなのか、右飛節に疲れが残りやすいのでケアが必要です。（浦和競馬・水野貴史調教師）


※2021年11月（1歳時）に左飛節の骨折を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
9月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：是枝　浩平