ゲブレセラシエ　　セン４歳　　※地方競馬　在籍

父パイロはG1フォアゴーSなど米重賞4勝を挙げ、引退後はPulpitの後継者として日本にて種牡馬入り。初年度産駒から地方重賞を席巻しNARにおける新種牡馬チャンピオンに輝くと、以降もダートサイアーランキングのトップクラスを形成しています。主な産駒にはメイショウハリオ（帝王賞連覇、マーチS、みやこS）やミューチャリー（JBCクラシック、ジャパンダートダービー3着、南関東重賞4勝）、デルマルーヴル（名古屋グランプリ、兵庫ジュニアグランプリ）、ラインカリーナ（関東オークス）、シゲルカガ（北海道スプリントC）、ケンシンコウ（レパードS）、ビービーバーレル（フェアリーS）、ケイアイパープル（白山大賞典、佐賀記念）、ランリョウオー（東京記念など大井重賞4勝、全日本2歳優駿2着）、ハセノパイロ（東京ダービー、ハイセイコー記念）、アクアリーブル（浦和重賞・桜花賞、大井重賞・東京プリンセス賞、関東オークス2着）など錚々たる顔ぶれ。12年連続での毎年100頭を超える種付け頭数が、本馬の高い人気と優れた実力を物語っています。

一方、母系はG1愛オークス、英G1ヨークシャーオークスなど重賞5勝を誇るShoot a Lineを5代母に、英G1チヴァリーパークS2着のLine of Thunderを4代母に持つ名門ファミリー。種牡馬サンダーガルチ（ケンタッキーダービーなど米G1・4勝）やバトルライン（重賞4勝）をはじめ、Mistle Song（英G3パークヒルS）やフラガラッハ（中京記念連覇）らもこの一族の出身で、祖母ブローオブサンダーは中央で3勝を挙げ、重賞の舞台も三度経験。半兄コアドライヴは大井で勝利したのちに岩手で4勝、おじオールドクラシックは交流戦での勝ち上がり後、小倉でさらに2勝を積み上げています。

本馬は、2021年6月・門別・ダート1700mのスーパーフレッシュチャレンジ競走でデビュー。序盤4番手から追走するも、バックストレッチに出ると徐々に後退。大きく離された殿と、ほろ苦いデビュー戦でした。続戦した2戦目は、7月・門別・ダート1000mの未勝利へ。サッと好位のポジションを取ると初戦とは打って変わっての手応えで、直線でもしっかりと末脚を伸ばしたものの、逃げ切りを許す悔しい2着。距離短縮での変わり身を示した競馬でした。その後、3戦連続で差のない競馬を見せると、9月・門別・ダート1200mでは、2番手追走から4コーナー早々と先頭に立つ積極策から、堂々と押し切って待望の初勝利を挙げました。

盛岡に遠征し果敢に重賞へチャレンジしたり、門別で短距離戦を使われた後は、浦和競馬へ移籍。初戦は競走中止となりましたが、仕切り直しで迎えた競馬は、23年3月の浦和・ダート800mへ。スタートからハナを奪うも、4コーナーでは一旦3番手までポジションを下げましたが、直線で追われると末脚を伸ばして快勝しました。続戦した、4月の同条件の競馬では位置取りが悪く着順を落としたものの、5月の同条件での競馬では、2番手追走から、直線でも確かな末脚を繰り出して前走の負けを払拭するよう競馬で勝利を収めました。

しかし、9月の浦和で大きく着順を落とした競馬後に、エコー検査は受けていないものの、右前肢浅屈腱部に腫張が見られましたので、所有馬の入替を検討した結果、このタイミングで出品させていただきます。ご検討をお願いします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
短距離向きのスピードがあります。それと素軽くて前向きです。ただトモが疲れやすいのでケアが必要です。（浦和競馬野田・小久保智調教師）


※2023年7月20日の競走中、4コーナーにおいて馬体故障(心房細動の疑い)のため、競走を中止しています。

※2022年12月23日（3歳時）の競走中、最後の直線において馬体故障(心房細動の疑い)のため、競走を中止しています。

※2021年11月4日（2歳時）の競走にて、出走取消となっています。

※2021年10月7日（2歳時）の競走にて、出走取消となっています。

※2021年11月22日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ホースサポート櫻（茨城県稲敷市椎塚）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：佐内(株)