フロリダブルー　Florida Blue　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

米G2・キーンランドレキシントンSの勝ち馬Adviceは本馬の半兄。半弟のノーザンバローズはJRAで2勝、南関東へ移籍後もB2クラスで勝ち負けの競馬をしています。おじに米G3・ウィルロジャーズSの勝ち馬Polonius、ブラックタイプを更に紐解くと、No Matter What（米G1・デルマーオークス）、Rainbow View（英G1・フィリーズマイル、愛G1・メイトロンS）、E Dubai（米G2・サバーバンH、ドゥワイアS）、アメリカズカップ（きさらぎ賞）、Raven's Pass（米G1・BCクラシック、英G1・クイーンエリザベス2世S）など世界各地でG1、重賞ウィナーを送り出している活力のある牝系です。
本馬は2013年3月のJRA中山競馬場・3歳未勝利戦でデビュー。経験馬相手に勝ち馬からコンマ1秒差の3着と好走すると、3戦目の東京ダート1300m戦で待望の初勝利を挙げました。返す刀で500万条件も古馬を撃破して2連勝を達成し、秋の東京競馬・ダート1300mの1000万条件戦では、後にオープンまで出世するタールタンとコンマ1秒差の大接戦を演じました。その後はなかなか思うような結果が出ず、ホッカイドウ競馬を経て昨年12月に大井競馬へ移籍。3戦目となるC1クラス（ダート1200m）を快勝し、B3でも3着を確保しています。近走はなかなか結果が出ていないとはいえ、年齢的な衰えは見られません。左前の繋靭帯が張って歩様がバラバラになってしまう面があるものの、レントゲン検査の結果は異常なし。しっかりケアしていればレースを使うにあたっては支障なく、移籍後もまだまだ活躍が見込めるでしょう。
なお、その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
左前の繋靭帯に張り、左膝の外側には熱感がそれぞれあり、歩様がバラバラになってしまうことがあります。乗り手からすれば跛行に感じるくらいなので、念のためレントゲンを撮って詳しく調べましたが、特に異常はありませんでした。気がいいので調教ではハミを取って前向きに走ろうとする反面、歩様の影響か体が付いてこない現状。最近は思うような結果が出ていないものの、自分の時計だけはしっかり走っているので、南関東のB3クラスでは家賃が高いのかもしれません。C1クラスに下がれば楽しみですし、移籍先で相手関係が手薄になればもっとやれるはず。ダクの時に側対歩が出てしまうなど調整も難しいところがありますが、キャンターを短い距離で気持ち良く走らせてやるなど工夫していました。道中後ろでジックリ溜めれば、終いは確実に脚を使ってくれます。脚元をしっかりケアしてうまく付き合っていけば、まだまだやれると思います。（大井競馬・立花伸調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は6000円/日（税抜）です。
10月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：（株）クイーンズランチ