ナギ(USA)　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

ナギ (USA) をご紹介いたします。

父ストリートセンス (USA) はこれまでに12頭ものG1勝ち馬を送り出しているアメリカを代表する名種牡馬の一頭です。2014年のワンシーズンのみ日本においても供用され、中京記念 (G3) を制したメイケイダイハードや全日本2歳優駿 (Jpn2) の勝ち馬サマリーズ、そしてJBCLクラシック (Jpn1) を制したファッショニスタなど数多くの活躍馬を送り出しています。

本馬は一流ファミリーの出身となっており、半姉Caramel Swirl (USA) はレイヴンランS (G2) など重賞3勝、バレリーナH (G1) においても2着入着を果たしている実績馬。2代母はコティリオンH (G2) 勝ち馬のFast Cookie (USA) ですから、ウッドメモリアルSなどG1競走3勝、現在は種牡馬として活躍し北九州記念 (G3) の勝ち馬ジャスパークローネ (USA) を送り出した Frosted (USA) がおじにあたります。また、G2競走2勝の3代母Fleet Lady (USA)からはBCジュヴェナイル (G1) などを制し、種牡馬として5頭のG1勝ち馬を送り出しているMidshipman (USA) が名を連ねます。

本馬は2023年4月1日、中山・ダート1800m戦においてデビューを迎えました。馬群中団の9番手でレースを進めると、向こう正面でのペースアップ時に後れを取り13番手まで後退してしまいますが、そこから盛り返す根性を見せ、勝ち馬と4.4秒差の10着でゴール。勝ち馬アクションプランはその後古馬相手の1勝クラス戦も優勝するなどレースレベルも高く、既走馬相手の厳しいデビュー戦となりました。

続く５月21日の新潟・ダート1800m戦では馬群のイン９番手を進むと、３コーナーあたりでは後退する馬を避けなければならない不利があったものの最後までしぶとく末脚を伸ばし2.1秒差の８着と、タイム差・着順ともに良化を感じさせる内容でのゴールとなりました。しかし６月10日の３戦目、東京・ダート1600m戦において、競走中に鼻出血を発症したため最後の直線コースで競走を中止。立て直しを図るために休養を挟み、ホッカイドウ競馬へと移籍しました。

移籍初戦となった９月13日、ダート1700m戦では行き脚がつかず後方からの競馬となり、最後まで粘り強く追い込むものの2.3秒差の10着。続く９月27日の同条件戦ではスタートを決めて2番手を追走。積極的なレース運びを見せたものの最後は追い込み勢に捕まってしまい1.4秒差の6着でゴール。タイム差を詰め着実な前進ぶりを見せていた本馬ですが、JRA競走への復帰には時間を要するとの判断に至り今回の上場となりました。
本馬はキャリア5戦と経験が浅く、精神的にも肉体的にも未熟さを残す現状です。レース毎にその内容は良化しておりますので、新天地で更なる鍛錬を積み秘めた素質を開花させて欲しいと願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年6月10日の競走中に鼻出血を発症したため最後の直線コースで競走中止しています。これに伴い「鼻出血による出走制限（2023年7月10日まで出走できない）」を受けています。その後、これまでホッカイドウ競馬にて2走しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ダーレー・ジャパンキャッスルパーク（北海道沙流郡日高町字豊郷）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
10月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)　(インボイス登録あり)