ハリケーンメファ　　牝６歳　　※地方競馬　在籍

父ゼンノロブロイは4歳時に天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念を3連勝し、古馬秋三冠を達成。サンデーサイレンス産駒初の年度代表馬に輝きました。種牡入り後はファーストシーズンサイアーチャンピオンとして、初年度からサンテミリオン（オークス）、マグニフィカ（ジャパンダートダービー）、トレイルブレイザー（京都記念、アルゼンチン共和国杯）、アニメイトバイオ（ローズS、秋華賞2着）、ペルーサ（青葉賞、天皇賞・秋2着）らを輩出。以降もバウンスシャッセ（重賞3勝、オークス3着）やリアファル（神戸新聞杯、兵庫チャンピオンシップ2着、菊花賞3着）、タンタアレグリア（AJCC、天皇賞・春4着）、サトノフェイバー（きさらぎ賞）、グリム（レパードS、交流重賞4勝）など数多の重賞ウイナーを送り続けており、現役ではサンアップルトン（アルゼンチン共和国杯3着、日経賞4着）やゼウスバイオ（豊中特別）、サトノルフィアン（立川特別）らが活躍しています。

一方、母系は京都牝馬特別の勝ち馬セブンアローを産んだクインカップを5代母に持ち、フミノルーキー（七夕賞3着、福島記念3着）やタケノビクトリー（川崎重賞・キヨフジ記念）、ワカオリーナ（金沢重賞・日本海ダービー）らもこの一族。母ミスホーユーは中央で新馬勝ちを含む3勝を挙げており、半兄カトラスは中央2勝後に地方で4勝、半姉ゴールドメファは佐賀で18勝と活況。母の全弟にあたるマンショウは門別重賞・春霞賞の勝ち馬、おじエルゼウスは川崎重賞・戸塚記念で3着に好走しています。

美浦・牧光二厩舎よりデビュー。2019年10月26日の東京・2歳新馬（ダ1400m）では2番人気に推されるほどの評価を受け、結果も4着とまずまずでしたが、2戦目以降は思うような走りが見られず、翌年6月をもって、JRAでの続戦を断念。船橋競馬でリスタートを切ることにしました。南関東では移籍初戦となった2020年8月4日の船橋・3歳三四（ダ1200m）で、最後方から直線一気のごぼう抜きというド派手なパフォーマンスで初勝利を獲得。その後も堅実な走りで上位争い繰り広げ、同年12月23日の浦和・シクラメン特別（ダ1600m）で2勝目。4歳時は勝利こそなかったものの、2着5回、3着3回。5歳時も15戦のうち7戦で掲示板に載るなど、活躍してくれました。しかし、半年の長期休養から戻ってきた今年は、いずれも掲示板外。レベルの高い南関東のB3クラスともなると、なかなか結果を出すのが難しい状況です。そこで、本馬にもうひと花咲かせてもらうべく、ガラリと環境を変えるため、今回のオークションに出品する運びとなりました。新オーナーの下、新天地での活躍を願っております。

なお、過去の病歴など、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
芦毛特有の気性面の難しさがありますね。獣医や鉄屋など、慣れてない人は特に注意が必要だと思います。慣れれば問題ないです。現級でも着順ほど大きく負けていませんので、相手関係やキッカケひとつで結果が変わってくると思います。特に浦和コースが得意で、相性の良さを感じることが多かったです。6歳ですが、年齢の割に若さを保っていますので、まだまだ活躍できると思います。（船橋競馬・山本学調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,350円/日（税込）です。
10月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：手嶋　康雄　(インボイス登録あり)