サイファーテキスト　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

サイファーテキスト (JPN) をご紹介いたします。

父はディスクリートキャット (USA) です。2歳でデビューし3歳まで無敗で6連勝を決め、シガーマイルH (G1) をEasy Goer (USA) に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH (G1) 連覇のDads Caps (USA) など5頭のG1勝ち馬を送り出しています。本邦産駒からはJRA芝マイル競走で4勝を挙げているワールドバローズ、4連勝で千葉S (OP) を制したスズカコテキタイ、そして京王杯２歳S (G2)、アーリントンC (G3) を制し、NHKマイルカップ (G1) では3着に入着したオオバンブルマイなど、スピード溢れる産駒が多数活躍しています。

本馬のおじにはJRA平地競走４勝、G3競走では6度の入着実績のあるアドマイヤタイシや、AJCC (G2) や札幌記念 (G2) など重賞４勝の素晴らしい成績を残したディサイファらがおり、３代母Tribulation (USA) はQエリザベス二世チャレンジC (G1) の勝ち馬。まさに筋の通った実績十分のファミリー出身となっております。

本馬は2022年9月18日、中京・ダート1400m戦でデビューを迎えました。発馬を決めて8番手でレースを進め、直線でも上がりタイム3位の末脚で追い込みますが、4コーナーで大外を回った影響もあってか最後には脚が上がってしまい5着でゴール。このレースでは本馬が負かした相手を含む8頭がその後JRA競走において勝ち上がりを決めており、かなりのハイレベルなデビュー戦ながらに掲示板を確保しました。
2戦目の10月15日、阪神・ダート1400m戦では初馬が決まらずに最後方からのレースとなってしまい、終始追い通しのレース展開になります。直線では上がり最速の末脚を繰り出して前を追い、前半のロスが響き勝ち馬を捕らえることは出来なかったものの、0.4秒差の3着と初の入着を果たしました。

この結果からJRA競走での初勝利は目前に思われた本馬でしたが、2022年11月13日に調教中に右後肢第三中足骨遠位部の骨折を発症し、螺子固定術（螺子一本）を実施しました。その後2023年5月に乗り運動を再開し、同年９月にホッカイドウ競馬にて競走復帰を果たしています。9月14日の移籍初戦となる門別・ダート1200m戦では出遅れてしまい、後方から追い上げるも差は縮まらずに2.7秒差の12着。9月28日の同条件戦においては8番手を追走し、4コーナーでは馬群のインを突いて直線を迎えますが末脚は不発に終わり2.1秒差の9着。10月11日の同条件3戦目では外枠から5番手をすんなりと確保、流れに乗って直線を迎えますが、終始大外を回った影響もあってか直線では思うように末脚が伸ばせずに2.6秒差の11着に敗れています。休養が長かっただけに今後の良化が待ち望まれる所でしたが、このタイミングで早期のJRA復帰は本馬には荷が重いとの判断に至り、今回の上場となりました。本馬はJRA出走時代には3着に入着した実績を持ち、キャリアは未だ5戦と経験の浅い現状ですから、今後更なる鍛錬を積み、秘めた素質に磨きをかけて欲しいと願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。



※2022年11月13日(2歳時)の調教中に右第三中足骨骨折を発症。事故見舞金10号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。同月に螺子固定術（螺子一本）を実施しています。2023年5月に乗り運動を再開し、同年９月に競走復帰しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレージャパンファーム（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
10月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）