ピックアンドロール　　牡２歳　　※地方競馬　在籍

父レイデオロは2歳10月の新馬勝ちから無傷3連勝でG2ホープフルSを勝ち重賞初制覇。3歳初戦の皐月賞こそ16番手から追い上げ及ばず5着に敗れましたが、続く日本ダービーでは序盤の14番手から向こう正面で一気に2番手まで上がるというC・ルメール騎手の巧みなリードも光り、直線早め先頭で押し切って初のビッグタイトルをつかみます。秋の神戸新聞杯快勝後はジャパンC2着など3戦して好走どまりでしたが、4歳秋にオールカマー、天皇賞・秋と連勝でG1・2勝目を飾りました。5歳いっぱいで引退、種牡馬入りし、産駒のデビューは2023年。マテンロウゴールドが7月の中京芝2000mで産駒のJRA初勝利を挙げるなど、芝のマイル～中距離を中心に続々と勝ち上がり、スノーライトニングが阪神ダート1800mの未勝利戦で5馬身差圧勝を飾るなど、砂適性の高さも示しています。9月に入ってから活躍が目立ってきたように、緩やかに成長を遂げていった父からも、今後さらなる活躍馬が出てくることでしょう。

母系に関しては、母デルニエリアリテはJRA3戦で3着（新潟芝1600m）が最高という成績で、初子で現3歳の半姉は不出走。伯父にアイルラヴァゲイン（オーシャンS、NHKマイルC3着、スプリンターズS3着）、リアルインパクト（安田記念、ジョージライダーS、阪神C連覇、朝日杯FS、ドンカスターマイルともに2着）、ネオリアリズム（香港クイーンエリザベス2世C、札幌記念、中山記念、マイルCS3着、香港C3着）、いとこにインディチャンプ（安田記念、マイルCS、マイラーズC、東京新聞杯）、アウィルアウェイ（シルクロードS）といった重賞ウイナーが並びます。

本馬は、今年6月24日の東京芝1400mでデビュー。16頭立ての最後方追走となり、直線も伸び切れず勝ち馬から4秒7差の最下位に敗れてしまいます。この1戦をもってホッカイドウ競馬へ移籍し、初戦は8月10日の門別1600m戦。序盤は9頭立ての4番手を進んだものの、向こう正面で手応えが怪しくなって後退していき、最終的に7秒1差の最下位に敗れてしまいます。1200mに距離短縮した以降も12、11、11着と大きな進境は見られず、先週11月3日の門別1200m戦も8頭立ての後方2番手から直線で差を詰め切れず、2秒5差の6着に終わっています。

【本馬についての現状説明】
現状はワンペースな走りで、ギアが上がらない印象ですが、他場で相手が違えば、変わり身が見られるかもしれません。（ホッカイドウ競馬・小野望調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※賀張共同育成センター（北海道沙流郡日高町字賀張）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。  
11月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山口 功一郎（インボイス登録あり）