キセガワ　　牝４歳　　※繁殖牝馬（空胎）

父バトルプランは脚部不安と闘いながらも4連勝で米重賞を制した実力馬。米最優秀2歳牝馬を母に、米最優秀3歳牝馬を姉に持つ抜群の血統背景も買われ、引退後は日本にて種牡馬入りしており、産駒はサウジアラビアロイヤルC、東スポ杯2歳Sと2歳重賞を連勝したブレスジャーニーや、アイビスサマーダッシュで3連勝を飾って重賞ウイナーの仲間入りを果たしたライオンボスをはじめ、アッシェンプッテル（クイーン賞2着、ブリーダーズGC3着）やマイネルシュバリエ（札幌2歳S2着、プリンシパルS3着）らが躍動。地方でもモジアナフレイバー（大井記念など南関東重賞4勝、東京大賞典3着、南部杯3着）やエムエスクイーン（東海ダービーなど東海重賞6勝）、エムエスオープン（中京ペガスターCなど名古屋重賞2勝）をはじめ、今年史上4頭目の高知三冠を達成したユメノホノオ（高知優駿など高知重賞5勝）など、数多くの重賞ウイナーを輩出しています。

一方、母系は自身が米重賞の勝ち馬で、日米のオークスを制した名牝シーザリオを産んだキロフプリミエールを曾祖母に持つ、魅惑の一大ファミリー。出品本馬を含むきょうだい4頭すべてが勝ち星を挙げており、近親にはエピファネイア（ジャパンC、菊花賞）やサートゥルナーリア（皐月賞、ホープフルS）、リオンディーズ（朝日杯フューチュリティS）といったビッグネームがズラリと名を連ねる“種牡馬血統”でもあります。また、昨今のトレンドでもあるサンデーサイレンスのクロスを活用することが可能な点も繁殖牝馬として大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

本馬は、2020年北海道オータムセールに上場され、165万円で落札しました。2021年6月・門別でのフレッシュチャレンジ競走・2歳新馬戦で競走馬のキャリアをスタートさせると、3戦目に早くも嬉しい初勝利を挙げてくれました。

門別競馬の冬季休業に合わせて、浦和競馬へ移籍。移籍初戦後は、休養を挟みましたが、4戦目には待望の2勝目をマーク。スピードを武器に短距離戦で活躍してくれたものの、その反動なのか、左膝に骨膜炎を発症することが重なり、2022年12月の浦和戦以降は長期の休養を余儀なくされました。

2023年7月・川崎で復帰を果たしたものの、左膝の骨膜炎を再発。放牧に出して経過を見守りましたが、復帰へ向けて時間を要すと判断し、残念ですが、競走馬としての現役続行を断念。所有馬の整理を検討し、このタイミングで繁殖として出品させていただきます。ご検討を宜しくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※岩淵牧場（群馬県太田市市場町）に在厩しており、預託料は4,400円/日（税込）です。
11月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：池田 貴征（インボイス登録あり）