スマートキャノン　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハーツクライは国内で唯一ディープインパクトに土をつけた有馬記念、ノーステッキで後続を突き放したドバイシーマクラシックと国内外のG1を2勝。種牡馬入り後は日本が誇るトップサイアーの一頭として、ジャスタウェイ（ドバイデューティフリーなどG1通算3勝）、ヌーヴォレコルト（オークス）、ワンアンドオンリー（日本ダービー）、アドマイヤラクティ（コーフィールドC）、シュヴァルグラン（ジャパンC）、タイムフライヤー（ホープフルS）、スワーヴリチャード（ジャパンC、大阪杯）、Yoshida（ウッドワードSなど米G1通算2勝）、リスグラシュー（有馬記念、コックスプレートなどG1通算4勝）、サリオス（朝日杯FS）など、国内外を問わずG1ホースが続々と輩出。現役馬では昨年の日本ダービー馬ドウデュース、ジャパンダートダービー馬ノットゥルノを筆頭にヒシイグアス（重賞3勝、香港C2着、宝塚記念2着）やダノンベルーガ（共同通信杯、ドバイターフ2着、天皇賞・秋3着）などが躍動しています。

母系に関しては、デビューした半姉1頭は未勝利でしたが、母スマートアリシアはＪRA芝1勝。近親にステキシンスケクン（アーリントンC、京成杯AH）がいるほか、遠縁にアカビール（パンアメリカンHなど米G1・2着2回）、Lycius（英G1ミドルパークS優勝、英2000ギニーなどG1・2着4回）、テレシュコア（愛G1モイグレアスタッドS2着）、Eddington（南アフリカG1ゴマゴマチャレンジ）、Saint Baudolino（G1仏ダービー2着）、Avilius（豪州G1・3勝）といった海外のG1活躍馬が並びます。

本馬は、2021年10月24日の東京芝1600mでデビュー。16頭立ての後方2番手を追走し、メンバー3位タイの上がりを使いましたが、勝ち馬から2秒2差の12着に敗れてしまいます。以降も間隔をあけたり、距離を延ばしたり、ダートに臨んだりと試行錯誤しましたが、4戦続けて2桁着順という結果に。2022年5月29日の中京芝2000m戦14着を最後に障害へ転戦します。

3歳秋を迎えての、その初戦は中山ダート2880m戦で、13頭立ての中団後方追走と序盤はあまり流れに乗れませんでしたが、徐々に追い上げて5着に健闘。慣れが見込めた同舞台で好位を進んで3着、2着と2戦続けて0秒1差の好勝負を演じます。4歳1月を迎え、再び中山戦に臨むと、中団前めから早い段階で好位集団に取り付き、最終3～4コーナーで射程圏に入ると、直線で最内から力強く差し切り、待望の初勝利をつかみました。ただ、昇級後はなかなか先団で流れに乗るのも難しくなり、12、10、9着と経て迎えた前走は先週11月18日の福島芝3380m戦で、14頭立ての最後方を進み、勝ち馬から16秒7差の最下位に終わっています。

障害オープンでは力不足が否めず、このタイミングでオークション出品となりました。平地では未勝利ですが、ハーツクライ産駒で当時よりも成長がありますし、地方に移って相手が変わり、慣れてくればやれるのではないかと思います。

なお、現在左首にイワオチが見られます。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
11月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) 大川徹ホールディングス（インボイス登録あり）