ファイアランス　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

ファイアランス (JPN) をご紹介いたします。

父はパイロ (USA) です。昨年はケイアイパープルが佐賀記念 (Jpn3)、白山大賞典 (Jpn3) に優勝。さらに伏竜S (オープン) を3戦無敗で勝利したデリカダや、関東オークス (Jpn2) で2着としたラブパイローが活躍。今年度はベルピットがホッカイドウ競馬三冠を達成し、メイショウハリオが史上初となる帝王賞 (Jpn1) 連覇の偉業を成し遂げるなど、産駒はダート界を大いに賑わしています。

本馬のきょうだいにはJRA競走で1勝、その後地方競馬で10勝を上げたソングオブファイアや、JRA競走2勝のギフトオブアートがおり、いとこのブライトフラッグは2021年のブリーダーズゴールドジュニアＣ勝ち馬で、東京ダービーではアランバローズと0.2秒差の3着入線を果たすなど、本馬はダートに確かな実績を築くファミリーの出身となっております。

本馬はデビュー戦の2019年12月21日、中山・ダート1800m戦で２着に好走すると、２戦目となる2020年１月11日の同条件戦において、スタートを決めて果敢にハナを奪ってレースの主導権を握ると、直線を迎えても上がり最速の末脚で後続を突き放し、２着馬に1.8秒差を付ける大差勝ちで見事初勝利を手にしました。
その後1勝クラス４戦目となる同年７月19日の福島・ダート1700m戦では２番手の好位から競馬を進めると、３コーナーで早々に先頭に進出し直線では後続の追い込みを振り切って２勝目をマーク。年が明け、４歳シーズン初戦となった2021年３月６日の中山・ダート1800m戦では再び逃げの手を打ち、上がり最速タイムでまとめる圧巻の内容で３勝目。同年５月30日の薫風ステークス (東京・ダート1600m) では後に帝王賞連覇の偉業を成し遂げる勝ち馬メイショウハリオと0.2秒差の３着に入着するなど、3勝クラスでも差のないレースを見せていた本馬は2022年10月10日の播州ステークス (阪神・ダート1200m) において、先頭集団をピタリとマークする７番手を追走。道中をロスなく立ち回り直線では馬場の真ん中に持ち出されると上がりタイム最速タイの末脚で差し切り、待望のオープン入りを果たしました。

オープン入り後は８戦を消化した本馬でしたが新たな勝ち星を挙げることは叶わず、この度新たな活躍の場を求めての上場となりました。2023年11月12日、好メンバーの揃った前走の室町ステークス (オープン・京都・ダート1200m) では13着となりましたが勝ち馬とは0.7秒差と着順ほどに離されてはおらず、プロキオンステークス (G3) ３着のオープン勝ち馬オメガレインボーとは0.3秒差と力量差を感じさせない走りを見せておりました。また2023年９月23日、２走前のながつきステークス (オープン・中山・ダート1200m) では勝ち馬と0.7秒差、次走の藤森ステークス (オープン・京都・ダート1200m) を快勝した３着馬サンライズアムールとは0.2秒差と僅差の４着に入着しており、能力がオープンクラスでも上位であることを証明しておりました。これまでに大きな間隔が空くこともなくコンスタントに出走し続けているタフネスさも活かして、新天地でも実力を存分に発揮しもう一花咲かせてほしいと願うばかりです。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,680円/日（税込）です。
11月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）