カルストントラスト　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父リアルインパクトはディープインパクトの初年度産駒で、新馬勝ちのあと、京王杯2歳S、朝日杯FSと連続でグランプリボスの2着。3歳時のNHKマイルCでも同馬の3着に敗れましたが、続く安田記念では鮮やかに古馬を破り、史上初の3歳馬による優勝でG1初勝利を飾りました。その後もマイル前後の重賞で好走を続け、5歳時、6歳時には阪神Cを連覇。7歳時には初の海外となる豪州遠征を敢行し、ジョージライダーSで2度目のG1制覇を果たしました。産駒は2019年にデビューし、早い時期から続々とJRAで勝ち上がり。もみじS、クロッカスSを勝ったラウダシオンがNHKマイルCにも優勝し、初年度からG1ホースが誕生しました。その後もモズメイメイ（チューリップ賞、葵S）などの重賞勝ち馬が出ており、地方競馬でも重賞ウイナーが誕生。芝、ダートを問わずにスピード、パワーを生かす産駒が目立っています。

母系に関しては、遠縁にハギノハイグレイド（東海S連覇、アンタレスS、川崎記念2着）がいます。母カルストンツバサは園田1勝。兄姉は半姉アレスがJRA芝3勝、半兄デスマッチが笠松1勝、名古屋2勝、ムービングブレイドが金沢3勝と、コンスタントに勝ち上がっています。

本馬は、今年3月12日の阪神芝1600mで既走馬相手にデビュー。ダッシュがつかず、18頭立ての最後方追走となり、直線も伸びを欠いて、勝ち馬から11秒2差の最下位に敗れてしまいます。以降2戦はダート短距離に転じ、着差こそ7秒0、4秒5差と詰めるものの16、12着。札幌の1勝クラス（芝2000m）に格上挑戦して最下位の11着（5秒0差）に敗れると、続く前走は約4カ月あけて11月19日の福島障害未勝利戦（芝2770m）へ。スタート直後につまずいてしまい終始、最後方追走を余儀なくされると、左前肢跛行を発症してしまい、6号障害手前で競走中止となりました。

前走は競走中止となってしまいましたが、左肘の筋肉痛が原因でした。休養に入り、立て直しに時間を要するため、このタイミングでオークション出品となりますが、5戦通じて482～504kgと馬格はしっかりとしたものがあり、成長が伴ってくれば今後の飛躍が望める一頭だと思われます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※左肘に筋肉痛の症状が出ています。

※2023年11月19日の競走中に左前肢跛行を発症したため、6号障害(ハードル)手前で競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※RYOMAステーブル（滋賀県東近江市南花沢町・WESTステーブル八日市内）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
12月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：清水 貞光（インボイス登録あり）