クリーンスレイト　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

クリーンスレイトをご紹介いたします。

父はディスクリートキャット (USA) です。2歳でデビューし3歳まで無敗の6連勝を決めると、シガーマイルH (G1) をEasy Goer (USA) に並ぶレコードタイムで制しました。種牡馬入り後はカーターH (G1) 連覇のDads Caps (USA) など5頭のG1勝ち馬を送り出しています。本邦産駒からはJRA芝マイル競走4勝のワールドバローズ、4連勝で千葉S (OP) を制したスズカコテキタイ、そして京王杯２歳S (G2)、アーリントンC (G3) を優勝し、NHKマイルカップ (G1) で3着に入着。その後豪ゴールデンイーグルを制したオオバンブルマイなどスピード溢れる産駒が多数活躍しています。

本馬の半兄ヴァンヌーヴォーはJRAダートオープン競走の勝ち馬、おばのJilbab (USA) はCCAオークス (G１) を制しており、３代母Priceless Fame (USA) から広がるファミリーには、英フュチャリティS (G1) 勝ち馬のDunbeath (USA）、デルマーフュチャリティ (G1) を制したSaratoga Six (USA）、G1を4勝したLakeway (USA) など数多くのG1勝ち馬の他、JBCスプリント (Jpn1) を制したバンブーエールも名を連ねています。

本馬はデビューを迎えた2020年9月21日の中山・芝1600ｍ戦こそ10着と振るわなかったものの、ダートに転向した2戦目、12月20日の中京・ダート1400ｍ戦ではやや後方からの追走とはなりましたが、３コーナー過ぎから進出すると上がりタイム２位の末脚で４着に食い込み、ダートへの適正を示します。3歳初戦となった2021年1月9日の中山・ダート1800ｍ戦では中団で流れに乗ると、前走同様に3コーナー過ぎからスパートをかけて上がりタイム２位の瞬発力で抜け出し、2馬身半差をつけて待望の初勝利を上げました。その後、4か月の休養を挟んで迎えた同年5月９日の東京・ダート1600ｍで行われた昇級初戦では、4コーナーまで後方2、3番手の追走となりましたが、直線半ばから目の覚めるような末脚を見せて13頭をごぼう抜き。上がりタイム最速の脚で1馬身半差をつけて１勝クラスを難なく突破しました。

2連勝の勢いに乗って臨んだ同年6月20日のユニコーンS (G3・東京・ダート1600ｍ) では、スタート直後に他馬に寄られる不利があり最後方からのレースになりましたが、直線で上がりタイム3位の脚で5着に追い上げ、掲示板を確保しました。同レース6着のサンライズウルスはのちに2022年のベテルギウスS (L) を制しており、今年のJBCスプリントを快勝した“園田の雄”イグナイターにも先着 (12着) するなど重賞のメンバー相手にも実力が上位であることを証明しました。

その後、古馬相手となった2勝クラスでも上位争いを続け、2022年5月8日の立川特別 (東京・ダート1600ｍ) において、上がりタイム2位のタイムを1秒も上回る上がり最速34秒７と抜群の末脚で後方から抜け出すと、現オープン馬のアナンシエーションに１馬身1/4差をつけ完勝。堅実な末脚は3勝クラスでも引けを取らず、中2週で挑んだ同年5月29日昇級初戦の薫風S (東京・ダート1600ｍ) 、11月6日の錦秋Ｓ (東京・ダート1600ｍ) 、11月26日のシャングリラＳ (東京・ダート1400ｍ) において3着に入着し、前述の2戦はいずれも上がり最速となる34秒9、34秒4と芝並みの末脚を披露しました。しかし現級では計8戦を消化するも新たな勝ち星を上げることは叶わず、この度新たな活躍の場を求めての上場となりました。

前走こそ大きく敗れたものの、3走前の2023年10月8日のＪＲＡアプリリリース記念 (東京・ダート1600ｍ) では8か月半ぶりの長期休養明けながら勝ち馬から0秒6差の10着と着順ほど離されておらず、上がりタイムも2位をマーク。新天地でも実力を存分に発揮し、もうひと花咲かせてほしいと願うばかりです。

なお、本馬は両前に挙踵予防を目的として蹄底に保護プレートを装着しています。
痛み、跛行は認められません。詳細は添付の写真をご参照ください。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年2月6日（5歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は8,250円/日（税込）です。
12月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株) （インボイス登録あり）